商品コード:1411-050[BASF] L.ヘルシャー(vc)/ ブラームス: Vcソナタ1番Op.38, Vcソナタ2番Op.99
商品コード: 1411-050
商品詳細:ルートヴィヒ・ヘルシャー( 1907- 1996)はドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ゾーリンゲンで生まれたチェロ奏者。6歳でチェロを始めた。ケルンで修業の後、ミュンヘンでヴィルヘルム・ランピング、ライプツィヒでユリウス・クレンゲル、ベルリンでフーゴ・ベッカーに師事し、1930年にメンデルスゾーン賞を獲得した。その後は、エリー・ナイ(pf)、ヴィルヘルム・シュトロス(vn)と3人でピアノ・トリオのエリー・ナイ三重奏団に加わり、1936年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会でソリストとしてデビューを飾った。1937年にはベルリン高等音楽院の教授に就任した。戦後は1954年から1972年まで国立シュトゥットガルト音楽演劇大学の教授を務める傍ら、世界的な演奏活動を行い、日本へも1953年の初来日以降、幾度か来日し、演奏活動と東京藝術大学での教育活動を行った。門下には、ペーター・ブックやアニア・タウアー等がいた。DGGにも録音があり、ドイツ人では最も人気の高いチェロ奏者の一人だろう。録音は戦前のポリドール、エレクトローラのSP録音に始まり、戦後はTELEFUNKEN、DGG、BASFにモノラルとステレオのLPを残している。ピアノのデムスとは相性が良いらしく、1958年にデムスとのブラームス:Vcソナタ全集のモノラル/ステレオ旧録音がDGGにある。さらにVcソナタ1番Op.38は1954年に同じDGGにR.ハーザーとの初回録音があった。デムスとのコンビはBASFに移っても継続していて、1970年代にMPS-BASFにベートーヴェン:Vcソナタ全集(5曲)他変奏曲を録音し3枚組箱で発売している。このブラームス:Vcソナタ全集はデムスとの2回目録音である。旧録音ほどのパワーは時代的に難しいが、ヘルシャーというチェロ奏者は、1970年代のステレオ録音でもモノラル期のスケールとパワーを保持している凄いチェロ奏者である。あのフルニエでさえ、ステレオ録音の前では持ち前の力を出し切ることが出来なかったのに、ヘルシャーには環境の劣化に抗う力が残っている。全く凄い奏者というほかない。テンポはモノラル期よりさらに遅く感じられ、薄味の機材に対抗してくる。その辺りはデムスも承知していて、止まりそうな程遅いテンポに上手く合わせている。だがらデムスとしか録音しないのだろう。1970年代でこれを超える録音はほとんどないだろう。ヘルシャーは時代を超えたチェロ奏者であることを証明するような録音である。入荷のほとんどない非常に希少なLP!
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