商品コード:1421-023b[ETERNA] ズスケQt./ ベートーヴェン:弦楽四重奏曲7〜9番「ラズモフスキー」Op.59
商品コード: 1421-023b
商品詳細:これがズスケQt.のOp.59のベートーヴェンでの最初の録音。初出は長ステレオ・Wジャケ裏69で、プレスは旧スタンパー厚手重量プレス。しかし完全なオリジナルは多くない。黒盤なら出てくる音は、圧倒的なHIFIサウンドで、SXL 2000番台を凌駕するほどのオーディオファイルである。そんな高音質の環境にこれだけ優れた演奏なら、もう何も言う事はない。これを聴いた人は無言になるだろう。優れた芸術とはそういうものだ。これ以上美しい弦の音は簡単に聴けるものではない。これは1970年初回ベートーヴェン大全集(Ludwig van Beethoven Gesamtausgabe )のための録音で初回全集で採用された録音はこのOp.59と弦楽トリオの826 107-8/826 139の僅か3点だけである。他の曲はアマデウスQt.、ゲヴァントハウスQt.、ヴェラーQt.などである。ズスケQt.は全曲録音しているが、非採用録音は1977年2回目の大全集のオプションとして扱われた。15番:827 221、12/16番:827 222、13番/大フーガ:827 454、14番:827 481で全てと思われる。1977年の2回目大全集の際に1番から11番までがLBG参加録音で12番以降は非参加単独録音。ラズモフスキーの3曲が最初の録音で当LPのみ長ステレオジャケが存在する。また最もプレスが多かった為、比較的安価である。他は途端に高額になる。このOp.59には輸出仕様も製造されており、輸出仕様は1972年が初出で1972年プレスが1972年輸出仕様のLBG(Ludwig van Beethoven Gesamtausgabe )が付かないデザインが異なるジャケットに入る。輸出仕様のジャケットにはズスケQt.ではなくベルリンQt.の名称で印刷されている。最初の録音であるこの2枚組だけに輸出仕様が存在する。録音された後、しばらく中断(当時全曲録音の計画がなかったが1975年に全曲録音が決まり再開された)していた録音は1975年10/11番の録音で始まった。ズスケQt.は元々ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を作る予定はなかった。少なくともこの3曲が録音された時点では誰の考えにもなかったはずである。ところが1975年に再開し、1980年1月まで掛かり全曲録音が終了する。ラズモフスキー以降の録音は徳間音工からの要請で実現したらしい。当時ズスケQt.は1977年時点で名目上解散して、ベルリンsk.の公認団体の座をバッツドルフ率いる新生団体(ベルリンQt.)にメンバー3人ごと譲っていた。したがってこの3曲以降の13曲は本来解散したはずのズスケQt.が密かにドレスデンに集結して行ったことになる。これを文化省当局も暗黙で認めていたようである。1977年以降のズスケQt.の録音はこのベートーヴェン:弦楽四重奏曲の残り13曲に限定して行われた。それも徳間音工の要請に応える為だけに絞られたようである。ズスケQt.が何故日本だけで盛り上がっているのか?その理由の一つが彼らのベートーヴェン:弦楽四重奏曲録音にあった事実を知る人は少ない。
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