商品コード:1421-015[DECCA] L.ボベスク(vn) / モーツァルト:Vn協奏曲4番K.218, Vn協奏曲5番K.219
商品コード: 1421-015
商品詳細:ローラ・ボベスク( 1921- 2003)は、ルーマニア、クラヨーヴァ出身の女性ヴァイオリニスト。ボベスコは西側での通名であり、ルーマニアではボベスクが正しい。ボベスコは一種の芸名である。弊社ではオリジナル性を重視してボベスクで統一する。ジョルジュ・エネスクもまたWIKIでもエネスコからエネスクとなった。ボベスクは1928年にパリに留学し、エコールノルマル音楽院でマルセル・シャイエのクラスに入った。1931年からはパリ音楽院でジュール・ブシューリに師事し、1935年にプルミエ・プリを取得して卒業した。その後もジョルジェ・エネスクやジャック・ティボーの薫陶を受け、1937年にウジェーヌ・イザイ・コンクールで7位入賞を果たした。第二次世界大戦中はルーマニアに帰国して演奏活動を継続した。戦後はフランスのピアニスト、ジャック・ジャンティと結婚して夫婦でデュオを組んだ。またベルギーに活動の本拠を移し、1958年にワロン王立室内管弦楽団を設立。1962年から1972年までブリュッセル王立音楽院とリエージュ音楽院の教授職を兼務して後進の指導に当たった。1990年には弦楽四重奏団のアルテ・デル・スオノを結成。ブリュッセル・ソリスツも1958年ボベスクにより結成された。ブリュッセル・ソリスツはその後ウジェーヌ・イザイ弦楽合奏団(アンサンブル)に改名。現在のワロン王立室内管弦楽団に発展した。このオケでは基本ローラ・ボベスクが第一Vn奏者で弾き振りで演奏する。ラテン系の明るい音色を持つアンサンブルで、清らかな弦楽合奏が魅力である。モーツァルトの4/5番の協奏曲は1975年頃ベルギー・ブリュッセル・Fonior Studioでの録音。ベルギーとフランスで異なる形で発売された。明るく軽快な小編成のオケに乗るボベスクのソロはやや細身ながら艶やかで喜びに満ちた音色でモーツァルトを歌い上げる。ボベスクの個性全開といえるソロを展開、まさにこれぞローラ・ボベスクの世界である。録音当時は55歳でありヴァイオリン奏者としては晩年だが彼女の音は年齢を感じさせない永遠の青年モーツァルトのような命の息吹が宿っている。ボベスクは2003年、ベルギーワロン地域のサルト=レ=スパにて85歳で亡くなった。
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