商品コード:1042-011t[QUADRIGATON] E..シュミット(s)A.レオポルダー(pf)G.ハイデガー指揮/モーツァルト:コンサート・アリア・シェーナ「どうしてあなたを忘れられようか」とロンド「恐れないで、愛する人よ」 他
商品コード: 1042-011t
商品詳細:モーツァルトのコンサート・アリアというのはモーツァルトにしかない曲種でモーツァルティアンにとっては大変重要な作品。まとまって録音されるようになったのは1980年頃からでそれ以前は1曲、2曲LPの中の一部として録音される程度だった。K.505は歌劇『フィガロの結婚』が初演された年と同じ1786年12月26日に作曲。このオペラのスザンナ役を歌うなど当時ウィーンで活躍していたイギリスのソプラノ歌手ナンシー・ストーラスが帰国するにあたって開かれる告別演奏会(翌1787年2月23日)のために書かれた曲とされている。ソプラノの独唱の他に華麗なピアノ・オブリガートが活躍するユニークな作品。この告別演奏会ではモーツァルト自身がピアノを弾いて別れを惜しんだとされている。歌の音域はやや低めに書かれている。この曲がソプラノだけでなく、ベルガンサ等のメゾ・ソプラノによっても歌われるのはそのためである。コンサート・アリアの録音はもう殆ど網羅されたかに思えたが、このような全く知られざるマイナーレーベルにしかもモノラル時代に録音があったとはアナログの謎を増すようなLPである。歌手エリカ・シュミット=ヴァレンティンはアルトとしてリリングのバッハなどの宗教作品に名前が登場する。マイナーながら地道に活動しているドイツ人ソプラノ/アルト歌手。フランクフルト放送のオケによる交響曲29番も大変良い。とにかく生涯に一度出会うか否かの珍品!
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