商品コード:1080-050t[PHILIPS] R.ゼルキン(pf) G.セル指揮クリーヴランドo./ブラームス:Pf協奏曲1番
商品コード: 1080-050t
商品詳細:ゼルキンの2番と同じく1番も全部で4回録音がある。同じセル/クリーヴランドo.との1968年ステレオ録音が最も有名らしいが、ゼルキンのソロはこのモノラル録音こそ最高水準だろう。自らが優れたピアニストであった為にソリストの技術、解釈には殊の外うるさく口を挟んだと言われるセルだが、ゼルキンには全幅の信頼と敬意を表して誠実な伴奏に徹した。彼の最初のブラームス1番は1946年フリッツ・ライナー指揮ピッツバーグSo.とのSP録音である。そして当盤が初めてセル/クリーヴランドo.との共演で1952年の2回目録音。3回目があまり知られていない1961年オーマンディ/フィラデルフィアo.。4回目が多くの方がご存知の1968年セル/クリーヴランドo.である。ちなみにこの1968年録音で二人はその音楽観の違いから完全に仲たがいしたといわれる。それまで二人は数少ない理解者同士だったらしい。尚ブラームス2番も同じく4回録音しているが、うちオーマンディ/フィラデルフィアo.と3回録音したのが印象的で最後の1966年がセル/クリーヴランドo.だった。1番はセル/クリーヴランドo.と2回録音した。同じ曲を4回録音というのはなかなかないことでそれだけ得意としたようだ。1939年米国に移住し、カーティス音楽院で教鞭をとる。ドイツ音楽の正当な継承者と目され、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどの解釈で知られている。
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