商品コード:1084-029[His Master's Voice] L.グレンダール指揮デンマーク国立放送o./ニールセン:交響曲4番「不滅」
商品コード: 1084-029
商品詳細:ラウニ・グレンダール(1886-1960)はデンマークの作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者。ルドルフ・ニールセンに作曲を、アクセル・ゲーゼにヴァイオリンを師事し、パリやローマ、ウィーンでも学んだ。1925年に設立されたデンマーク放送交響楽団の初代指揮者に就任し、同時代の自国の作曲家の作品を積極的に取り上げた。1956年まで在任し、レコード録音も残されている。これがその正式にスタジオ録音された珍しい(唯一の?)LP。HMVが1952年のLP発売初年度に、デンマークで録音された英国とは全くゆかりのない録音を発売することは異例のことだろう。あのカラヤンでさえニールセンの交響曲は4番1曲だけであった。カール・ニールセン(1865-1931)はシベリウス(同年生まれ)と並ぶ北欧の大作曲家である。6つの交響曲を残し特に4/5番が有名である。4番は「滅ぼし得ざるもの(不滅)」の副題があり単一楽章の交響曲であるが、古典的な4つの楽章に相当する部分が連続しながら、最後に第1楽章に相当する部分の第2主題が蘇るという構成を持つ。第一次世界大戦中の暗い時代に書かれた作品で、音楽と生命の不滅を高らかに歌い上げた交響曲である。1916年2月1日、コペンハーゲンにて作曲者ニールセンの指揮により初演が行われた。これはおそらくLP用としては世界初録音と思われる。1951年コペンハーゲンで録音されデンマークEMIからも発売されたがこのALPが世界初LPと思われる。
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