商品コード:1094-025p[PHILIPS] P.ザッハー指揮コンセール・ラムルーo. L.グソー(pf)/ルーセル:Pf協奏曲, 小管弦楽のための協奏曲 他
商品コード: 1094-025p
商品詳細:ルーセルのピアノと小管弦楽のための協奏曲2つと管弦楽曲2つの計4曲入り。すべてルーセルだけの作品集である。指揮はPhilipsの古い時期に活躍したスイス人、パウル・ザッハー。オケはパリのラムルーo.。そしてこのLPの肝となるピアニストがレリア・グソー(LELIA GOUSSEAU)。グソーは(1909-1997)パリ生まれで名教師ラザール・レヴィの門下生。1937年のショパン国際ピアノ・コンクールで第12位入賞。人気は高かったものの、世に出た録音は稀。戦後は長くパリ高等音楽院などで教え、アンヌ・ケフェレックをはじめ多数の著名なピアニストを育てた。デルヴォー指揮フランス国立放送o.とのダンディ協奏曲やデュカスのソロ作品(TELEFUNKEN)などの録音が知られている。仏マイナーレーベル・Pleiadeにも「組曲 op. 14,ソナチネ op. 16,3つの小品 op. 49」の3曲入りのルーセルだけのLPが存在する。彼女はルーセルピアノ作品のスペシャリストらしい。ドビュッシーの録音もあるらしいが詳細は不明。録音点数が非常に少ないピアニストでこの人のLPはどこでも高額な値段がついているようだ。レパートリーが言わるゆるフランス物で日本人受けしない曲が多いのがグソーが未だ未知の知られていない原因の一つだろう。まぎれもないパリ音楽院スタイルでマルセル・メイエル、イヴォンヌ・ルフェビュール、ジャンヌ=マリー・ダルレたちと年代的にも同格に扱われて当然のピアニストなのである。然も生粋のパリジェンヌ。これを機に是非知っていただきたい女流奏者の大物!
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