商品コード:1103-027[ADES] C.エルフェ(pf) S.コロ(va) M.コンスタン指揮/ジョラス:PfとOrchのためのスタンス(1978), Vaと13の菅楽器のためのPOINT D'AUBE 他
商品コード: 1103-027
商品詳細:聴きなれない作曲家ベッツィ・ジョラス(1926-)はパリ生まれのアメリカ系フランス人。ベッツィは1940年に両親とアメリカに移住し、現地にて和声と対位法をポール・ボエップルに、オルガンをカールヴァインリヒに、ピアノをエレーヌ・シュナーベルに師事した。1946年にパリに帰還してからは、パリ国立高等音楽院にてダリウス・ミヨー、シモーヌ・プレ=コサード、オリヴィエ・メシアンに師事。1971年から1974年にかけてメシアンの代理として同音楽院にて楽曲分析クラスを担当、1975年に正式に教授となり、1978年に作曲クラスの教授となる。また、イェール大学、ハーバード大学、バークレー音楽院をはじめ、ミルズ大学のダリウス・ミヨーの講座などで教鞭を執る。1953年のブザンソン国際作曲コンクールにて優勝。アメリカ芸術・文学アカデミー会員。1995年には三幕から成るオペラ「シュリーマン」が、アラン・フランソンの演出、ケント・ナガノの指揮によって、リヨン歌劇場にて初演された。レジオンドヌール勲章シュヴァリエをはじめ、数々の賞を受賞している。近現代音楽としてはフランス人に好んで取り上げられる。ここにはピアノ協奏曲的な「PfとOrchのためのスタンス」。ヴィオラと13の菅楽器のための「POINT D'AUBE」はヴィオラを中心に様々な楽器がコラボレーションする曲。最後の14楽器のための「J.D.E.(1966)」は打楽器と弦楽器が少しづつ音を重ね合わせ試行錯誤を繰り返してゆくような曲。どれも完全な近現代音楽作品だがエキセントリック過ぎず聴きやすい。近代曲ならではの不思議な世界観は心地よい。ジャケ写真の女性がベッツィ・ジョラス。
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