[VÉGA] Y.ロリオ(pf)/メシアン:独奏Pfのための組曲「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」1944

[ 1109-048c ] Messiaen Vingt regards sur l'enfant Jésus Yvone Loriod

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商品コード: 1109-048c

作品名:メシアン:「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」(前半9曲)
演奏者:Y.ロリオ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:VÉGA
レコード番号:C30A 60
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:白黒竪琴溝なし, グルーヴガード厚手, Présence De La Musique Contemporaine, Mede in France, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:Série Artistique, マトリクス/スタンパー:30BVG 285 Mi/30BVG 286 M2(ラウンド小文字スタンパー・VEGAタイプ), VEGAモノラル録音を示す30BVG***で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1950年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, これより古い白黒竪琴中溝レーベル存在する, 最古レーベルではない, 最厚プレスではない, 旧番号・10"などの旧発売はない, 更に古いマトリクス存在する(手書き旧タイプ), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, 全3枚で完結, VEGA音源のVEGA製作プレス, Vol.1の第2版, 2nd issue for Vol.1
ジャケット:折返表ツヤペラ, Série Artistique, Présence De La Musique Contemporaine, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏文字:あり(仏語と仏語タイトル), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷の最古年号:59(当ジャケットではない), (P)(C)なし, 写真:不明, 原画/被写体:Maurice Tapieroによるイラストとタイポグラフィー, デザイン:Maurice Tapiero, ライナーノーツ:Olivier Messiaen, 製作:Disques Véga S.A.I.P., 印刷:Imprime Keller. Paris, 内袋の裏年号:半円ビニール・記号なし, C30A 60-2の3バラ3枚で完結のVol.1のみ, オリジナル, original
トピックス:1956年パリでのモノラル録音, 音響技師:Pierre Rosenwald, プロデューサー:不明, 1959年Disques Véga S.A.I.Pにて当装丁にて初リリース, 箱物が再版で存在する可能性あり, 1973年10月2回目の録音をERATOに行っている・また1957年12月19日ドイツ・バーデン・バーデン南西ドイツ放送局のスタジオ6で放送用の録音を行っている, メシアンの2大ピアノ作品の一つでもう一つは『アーメンの幻影』, これが世界初全曲録音, 今回C30A 60-2の3バラ3枚で完結のVol.1のみ, これは1960年頃製造のセカンドプレスがオリジナルジャケットに入るケース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:メシアンの大作「幼子イエスにそそぐ20の眼差し」、古くはベロフ、P.ゼルキン、オグドン、近年ではロラン=エマール、藤井一興、児玉桃など名演は多いが初の全曲録音としてこのロリオ盤を推薦する。彼女は20の楽章からなるこの超難曲を2度録音しているがこれは、1度目1956年録音。作曲者を最もよく理解していた彼女の演奏を是非聴いていただきたい。バラ3枚組。この曲はカトリック神秘主義的題材に基づいている。献呈されたピアニスト、イヴォンヌ・ロリオによって1945年3月26日にパリのサル・ガヴォ(Salle Gaveau)において初演された。当時ロリオは独身で自身のクラスの教え子であったが1961年にメシアンの後妻となった。メシアン作品はほとんどロリオによって初演・初録音されている。したがって比較は難しいが、ロリオの解釈を持ってメシアンに意図とするのが通常である。実際ロリオの演奏を超えることは物理的にも芸術的にも難しいだろう。ロリオは結婚後も旧姓のままイヴォンヌ・ロリオとして活動したが、メシアンの没後に、その未亡人として「ロリオ=メシアン(Yvonne Loriod-Messiaen)」の二重姓を用いるようになった。妹のジャンヌ・ロリオはオンド・マルトノ奏者。音楽院における初見演奏の課題曲としてメシアンが作曲した《ロンドー》により、ジャン=ミシェル・ダマーズと首席を分け合う実力の持ち主であった。先妻デルボスと異なり、メシアンとの間に子供はいない。2010年5月17日に死去。86歳没。この曲は《鳥のカタログ》(1956-1958)と並んでメシアンの最も重要なピアノ作品である。メシアンはイエスの降誕をめぐるさまざまな「まなざし regard」に着目し、それぞれに独立した音楽を付して全20曲からなる巨大なサイクルを完成させた。メシアンによれば、「まなざし」という語はドン・コルンバ・マルミオン(1858-1923) の著作『神秘のなかのキリスト』と、この曲集の成立に関わったモーリス・トエスカ(1904-1998) のアイディアに由来するという。メシアン作品の中では非常に聴き易い曲である。CD期に入り多くの録音が世に出た。2014年CDを出したマルティン・ヘルムヒェンはこう語っている。「全編にわたって神への賛美や彼が愛した鳥の声などが混然一体となって盛り込まれています。5曲目ごとに重要な内容を持つ曲が置かれ、曲の中にはしばしば“神の主題"を表す嬰ヘ長調の和音が顕れ、その柔らかい響きが全曲に統一感を与えるとともに、ある種の聴きやすさももたらされています。この20世紀最高の鍵盤楽器による神聖な音楽に魅了されてからというもの、作品を深く研究し理解しようと努めました。“決して官能的でも神秘的でもない"この作品は聴き手への大胆な挑発であり、メシアンの仕掛けた冥想の世界に入ることで、神に出会い崇拝することになるのです。その言葉どおり全ての曲で変幻自在な響きと静けさを対比させながら、緊張感溢れる世界を描き出しています。」




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