作品名：ジュルジュ・サンドへのオマージュ/M.リザック:Page Romantiques

レーベルタイプ：黒/銀中黒, グルーヴガード厚, Made in France, Rights Society:SACEM(紙シール), (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:1Y/2Y(ラウンド小文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), MCI録音を示すMCI***で始まる手書き専用マトリクスとERATO/PHILIPSの混合使用, M6スタンパーやパテキュラーはなくPathéプレスではない, LPL 380を含むERATO/PHILIPSプレス, 補助マトリクス:A2/A2, 1970年代のスタンパーを使った1977年頃の製造分, 1978年頃初リリース, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MCI音源のMCI制作ERATO/PHILIPSプレス, オリジナル, original

ジャケット：見開両面コート, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(記載ないが当ジャケットと思われる), ジャケ裏文字:あり(仏語タイトル), (P)(C)なし, ジャケット専用番号:なし, 写真:Bulloz tableau, 原画/被写体:Laurence Besacierによるイラストとタイポグラフィー, デザイン:Laurence Besacier, ライナーノーツ:Dominique Jeames, 製作:Production M.C.I., 印刷:Imp. MSP, これより古いタイプ存在しないと思われる, オリジナル, original

トピックス：1977年頃フランスでのステレオ録音, 1978年頃Production M.C.I.によりコピーライト登録・同年当装丁にて初リリースと思われる, モーリス・リザックが映画音楽を想定して作曲した曲で純クラシックではない, 非常に完成度の高い作品, 録音も非常に良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：フランスの映画音楽などを手掛ける現代作曲家モーリス・リザックが作曲したPage Romantiquesというタイトルの現代作品でジュルジュ・サンドへのオマージュという副題がついている。現代作品といっても映画音楽を念頭に置いた作品なのだろう。結局どこで使用されたのか今もって不明だが恐らくはジョルジュ・サンドを主役とした映画製作がイメージにあったと思われる。ジョルジュ・サンド(1804-1876)はフランスの作家であり、初期のフェミニストとしても知られる。本名をアマンディーヌ=オーロール=リュシール・デュパン、デュドヴァン男爵夫人という。ショパンの愛人として同棲した時期もある。そのあたりはイエジー・アントチャク監督、2002年製作の映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」に描かれているが結局、この曲が映画で使われた形跡はない。モーリス・リザックの夢は映画での公開だったと思われるが叶わなかったようだ。しかししっかりストーリー仕立てになっている完成度の高い作品である。まさに映画音楽のお手本のような感動作。どこで使用されたのかわからないことが悔しいほどである。但し純クラシックではなので御注意願いたい。

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