商品コード:1121-025[DECCA] P.ガンバ指揮ロンドンso./ロッシーニ:序曲集/「コリントの包囲」, 「ウィリアム・テル」, 「タンクレディ」, 「ブルスキーノ氏」, 「チェネレントラ」

[ 1121-025 ] Rossini, London Symphony Orchestra, Pierino Gamba ‎– Five Rossini Overtures


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商品コード: 1121-025

作品名:ロッシーニ:序曲集/歌劇「コリントの包囲」序曲, 歌劇「ウィリアム・テル」序曲, 歌劇「タンクレディ」序曲, 歌劇「ブルスキーノ氏」序曲, 歌劇「チェネレントラ」序曲
演奏者:P.ガンバ指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5137
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:銀外溝, Made in England, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), スタンパー/マトリクス:ARL-2847-2A/ARL-2848-2A (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー).のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):UA/UC, 再補助マトリクス(9時):61/1, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, 1957年銀外溝レーベルで初出, 金内溝/金外溝/銀内溝レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在すると思われる(1A/1A), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル
ジャケット:ラウンド折返両面コートペラ・Scalloped' Flipback (ホタテ貝の意味), 背文字:なし(初期の証拠), 裏文字:あり(英語解説と英語タイトル), ジャケ裏年号:JU.56/3, 当社入荷履歴上で最古の年号:55/12(当ジャケットではないが全く同じ), (P)(C)なし, 写真:不明, 原画/被写体:撮影者不明のPierino Gambaの19歳の時の写真とDecca Publicity Art Departmentによるタイポグラフィー, デザイン:Decca Publicity Art Department, ライナーノーツ:名前の記載なし, 製作:The Decca Record Company Limited, 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London., これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1955年ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 編集/マスタリング:Guy Fletcher (ガイ・フレッチャー), 1955年The Decca Record Company Limitedによりコピーライト登録・同年12月当装丁にて初リリース, 1957/1960年録音のLXT 5626/SXL 2266(高額オーディーファイルLP)のモノラルヴァージョンではないので注意, 曲目が異なる・但し「ウィリアム・テル」序曲が共通するが2回録音している, P.ガンバは別の曲の序曲集も出している, LXT 5137がガンバの19歳でのデビュー録音だった, 一部サイトではSXL 2266が20歳で録音したデビュー録音としているが誤りでそれは1957年と1960年の録音を合わせた1961年発売なので25歳での発売が正しい, LXT 5137は当社初入荷の珍品, これは1956年頃製造の盤が1956年製造のジャケットに入るケースで初年度分ではないが2年度目の立派な初期盤, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:これはガンバの1955年記念すべきデビュー録音。ステレオ:SXL 2266のモノラルヴァージョンではない。「ウィリアム・テル」序曲がどちらにも入るが2回録音している。モノラルといえども強烈な音である。1960年のSXLは別録音で自然な音ではない人工的なありえないステレオ音響だったと記憶している。DECCA社初期ステレオにはそういう録音も多い。1960年頃になってステレオも落ち着いた音質になる。ジャケに写る若い指揮者、ピエリーノ・ガンバ(1936-)は イタリアはローマ生まれの指揮者で何と8歳で指揮者デビューをした。8歳というのは神童といわれたロリン・マゼールと同様。10歳の時にはパリのラムルー管弦楽団とベートーヴェン、シューベルトの交響曲を指揮したという。この模様がニュース映画として流れ、天才少年指揮者の出現という事でセンセーションを巻き起こした。早速DECCAの首脳陣はガンバと契約、第1弾の録音がこのロッシーニ序曲集である(1955年モノラル録音)。この時ガンバは若干19歳だった。しかしその後単独録音は少なく、カンポーリやカッチェンの協奏曲の伴奏で意外に多くロンドンso.を振っている。職業指揮者のような役回りになってしまった。しかし大物ソリストたちに上手く合わせ曲を盛り上げるという基本的な技術を完璧にものにしている。今となっては指揮者としてのガンバが取り上げられることはないが鳴り物入りで業界に入り、プロとしての仕事をきっちりこなしていく若者の成長が気になる録音である。現在はピエリーノから改名してピエロ・ガンバと名乗っている。1971年から1980年にはカナダのウィニペグ交響楽団の音楽監督に就任。近年はニューヨークに住んでおり、そこで教育活動や指揮活動を継続しているらしい。なおこの録音がSXL 2266のモノラルヴァージョンと勘違いしているサイトがあるので注意が必要。

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