商品コード:1127-031t[ELECTROLA] K.T.カナワ(s) J.プリッチャード指揮ブリュッセル国立モネ歌劇場o./Kiri Te Kanawa・歌曲集(全10曲)/デュパルク: 歌曲「フィデレ」 他
商品コード: 1127-031t
商品詳細:正式名キリ・ジャネット・テ・カナワ(1944-)はご存じニュージーランド出身のオペラ歌手、声楽家。ヨーロッパ人とマオリ族の血を引いているが、生みの親は不明である。ごく幼いころにアイルランド人のネル(Nell)とマオリのトーマス・テ・カナワ夫妻の養女となる。1965年に奨学金を得てロンドン・オペラ・センター(現在は廃校)へ留学し、ジェームス・ロバートソン、ヴェラ・ローサに師事。1968年の『魔笛』(サドラーズウェルズ劇場)でデビュー。1969年のカムデン音楽祭でロッシーニの『湖上の美人』を歌い劇場デビューする。1971年の『フィガロの結婚』の伯爵夫人役にて成功を収め、以後、サンフランシスコ歌劇場、メトロポリタン歌劇場、スカラ座に出演。『オテロ』のデスデモーナ役でウィーン国立歌劇場デビューする。1981年に、チャールズ皇太子とダイアナ・スペンサーの結婚式に出席、祝いの歌を披露する。1984年にグラミー賞・最優秀オペラ録音賞を受賞。オペラ歌手としてパリ国立オペラ、シドニーオペラハウス、ミュンヘン歌劇場、ケルン歌劇場ほかに出演。男性でいう勲位(ナイト)の女性版である大英帝国勲章(デイム・コマンダー)を授けられ、ニュージーランド勲章、オーストラリア勲章も授与されている。2006年にヴィクトリア大学ウェリントンより名誉博士号(音楽学)を授与されている。現役のソプラノ歌手としてはトップレベルであったがそのカナワも2017年引退を表明した。フランス語歌曲も問題なくこなすソプラノだった。今後彼女の評価は高まるだろう。
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