商品詳細：英国バロック時代最大の作曲家ヘンリー・パーセル(1659～95)の歌劇「妖精の女王」。パーセルは36年の短い生涯のうちに、膨大な数の作品を残した。「妖精の女王」は1692年の作品で、シェイクスピアの喜劇「真夏の夜の夢」を基にした匿名作家の台本による。ヘンデルのように明るく祝祭的で、しかしどこか哀愁を感じさせる、軽やかで繊細な音楽。全5幕の本編の前に幕開き前の5つの器楽曲で構成されるが、17世紀のオペラでは、観客が席に着くまでの間、劇の開始を知らせる序曲とは別に小曲が演奏された為らしい。本LPでも当時の劇場へ訪れた気分で鑑賞されてはいかがだろうか。カウンターテナーで指揮者のアルフレッド・デラー(1912～79)はルネサンスやバロック期の音楽にカウンターテナーが用いられていたことを世に知らしめた一人。イギリス人によるイギリスの音楽。入荷希少!(MG)

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