商品コード:1112-027b[CRITERE] G.アレクサンドロヴィチ(pf) /ポーランドPf曲集/ショパン, レッセル, M.A.シマノフスカ
商品コード: 1112-027b
商品詳細:仏CRITEREで「ポーランドの音楽」という凄い録音を聴かせてくれたアレクサンドロヴィチ、これがオリジナル。マイナー作品だが、彼の超絶的ピアニズムは曲を超越して、聴く者の心を捉えて離さない。一度でも耳にしたら、長年忘れる事はあるまい。力量・表現力・音色の三拍子が揃ったコルトー後のスーパー・ピアニスト。ロシア系の人と思われるが仏生まれ?謎のピアニストにして凄い存在感を持つ。歴史の舞台に現れることがなかった超巨匠!ジョルジュ・アレクサンドロヴィチに関しては殆ど情報はない。1926年キエフ生まれ。1937年からモスクワとレニングラードで学んだが1946年頃ルーマニアに移住。エネスクの薫陶を受けそのつてで1947年パリ音楽院に入学。コンセール・ラムルー、コンセール・パドルーなどと共演したらしい。このLPは1962年シャンゼリゼでの録音らしい。B面の作品のマリア・シマノフスカ(1789-1831)はピアノのために演奏会用練習曲や夜想曲を作曲した最初のポーランド人女性で19世紀のポーランド人ヴィルトゥオーゾの先駆者であった。ショパンより20歳年長で、彼女のスタイル(ブリヤン様式)はショパンを予告するものとなっている。実際のところシマノフスカは、19世紀ヨーロッパで最初の偉大な職業的ピアニストの一人であった。数年掛かりの演奏旅行を終えると、しばらくワルシャワに戻ったが、やがて1828年初頭にサンクトペテルブルクに移住し、ロシア皇妃アレクサンドラ・フョードロヴナの宮廷ピアニストに指名された。B面は全てシマノフスカ作品で演奏の素晴らしさもさることながらこれだけまとまった録音は世界初であった。
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