レーベルタイプ：緑/銀Minigroove内溝, フラット重量, 表面:ザラザラ, 表記されたレコード番号:N 02119 L, Price Code:なし, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 02119 ▽ 1L=4 670/AA 02119 ▽ 2L=6 670 (ラウンド中文字スタンパー・蘭PHILIPSタイプ), PHILIPS規格モノラル製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むオランダ型オランダ専用マトリクス使用, 補助マトリクス:111/11, 再補助マトリクス:なし, 670は工場を示す, 1950年代のスタンパーを使った1955年頃製造分, オランダでは1955年頃緑/銀Minigroove内溝・フラット重量盤(当盤)にて初リリース, 内溝フラット盤の最初期分, これより古いオランダレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在する(初期である), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 米COLUMBIA音源の蘭PHILIPS製作プレス, 工場:Philips Phonografische Industrie , 英語表記・蘭/英語圏流通分, オランダでのオリジナル, original in Nl.

ジャケット：表コートペラ, 表記されたジャケット番号:N 02119 L, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏文字:あり(英語解説と英語タイトル)・蘭/英語圏流通分, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 写真撮影者:不明, 原画/被写体:作者不明によるイラストとタイポグラフィー , デザイン:PHILIPS Group, ライナーノーツ:Charles Burr, 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie., 印刷:記載なし・オランダ製, これより古いタイプ存在せず, オランダでのオリジナル, original in Nl.

トピックス：1951年9月12/19日ニューヨーク・コロンビア30番街スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年 Columbia Masterworksによりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 4868(紺/銀レーベル・フラット盤)にて初リリース, オランダでは1955年頃PHILIPS:N 02119 L(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, バルトークピアノ作品の有名部分を1枚に収めた当時としては先駆者的な録音だった, PHILIPSプレスで音質は良好, 推薦出来る1枚, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：1951年の米COLUMBIA録音。ジェルジ・シャーンドル(1912 - 2005)はハンガリー・ブダペスト生まれのピアニスト。姓のシャーンドルはアレクサンダーに相当するハンガリー姓。リスト音楽院にてバルトークにピアノを、コダーイに作曲を師事し、1930年に演奏家としてデビューする。1930年代はコンサートピアニストとして演奏旅行を行い、1939年にはカーネギー・ホールでのデビューを飾った。彼はピアノの師であったバルトークの生涯の友人にして、バルトークのピアノ曲の演奏及び、解釈の第一人者でもあり、1945年のバルトークの葬儀に出席した10人のうちの1人であった。そして1946年にはバルトークが遺したピアノ協奏曲第3番の世界初演を行っている。米国で活躍したハンガリー人ピアニストの代表格である。1940年代から米COLUMBIAの録音が多い。バルトーク本人の演奏と遜色ないと言われる腕前と解釈はバルトーク演奏の模範であり高い壁である。ハンガリー人以外のピアニストがあまりバルトーク作品を取り上げないのはシャーンドルが確立した演奏模範がある為と思われる。1965年にはバルトークのピアノ作品の録音でフランスのACCディスク大賞・グランプリを獲得。更に80歳を超えてからも彼の全集録音を行った。まずはこの1枚が取っ掛かりとなるに相応しい内容であると思われる。

シャーンドルの在庫一覧へ