作品名：ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61

レーベルタイプ：【フランスでの第3版】---紺/銀音符内溝, 6時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 126, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AXLX 1 22B/AXLX 2 22B (ストレート小文字スタンパー・米COLUMBIA/Pathéタイプ), 米国COLUMBIAでのモノラル製造を示すAXLX ***で始まりレコード番号を含まないフランス型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 147806/M6 147807(M6-133420/M6-133421あり), 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, 本体とMスタンパーの2種併存のPathéプレス, 1950年代スタンパーによる1955年頃製造分, 紺/白銀音符内溝・Disques Incassable付き・レーベルが存在する, 紺/銀音符内溝・Disques Incassable付き・レーベルが存在する, フランスでこれより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, フランスで更に古いマトリクス存在する(XLP 4004/XLP 4005あり), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 米COLUMBIA音源仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの再版(第3版), re issue in Fr.

ジャケット：【フランスでの再版(第3版)】---折返紙ペラ(イラスト), 表記されたジャケット番号:レコード番号と同じ, Price Code:Artistique , 背文字:なし, ジャケ裏文字:あり, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:Imprimerie Carron & Fils.Lyon-Villeursanne, 共通デザイン折返紙ペラタイプ存在する, イラストタイプは初出ではないが1953年以降, フランスでの再版(第3版), re issue in Fr.

トピックス：1950年11月5日・米国フィラデルフィアでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1951年米COLUMBIA:ML 4371(紺/銀ツヤ)で初リリース, フランスでは1952年頃仏COLUMBIA:FCX 126(紺/白レーベル・フラット盤・Disques Incassable・紺色共通デザインジャケ入り)で初リリース→1953年頃同一番号(紺/銀レーベル・フラット盤・Disques Incassable・イラストジャケット)→1955年頃同一番号(紺/銀レーベル・フラット盤・Made in France・イラストジャケット・当盤)→紺/銀段付レーベル・グルーヴガード厚手・イラストコートジャケット)--と1950年代だけで数種変遷する, 英国では1952年英COLUMBIA:33CX 1011(中溝ツヤレーベル・文字デザイン三方布テープ留めジャケット)で初リリース→1954年頃同一番号(紺/銀GG・後期文字デザインジャケ)と変遷する, Z.フランチェスカッティの初回モノラル録音, 内容は大変良い, 紺/白レーベルで状態の良いものは殆どない, このあたりの盤がバランスが取れていて推薦, 2回目はワルター指揮の1961年録音

商品詳細：'50年代初期ペラジャケ入りの初出盤で、現存、評価7以上付けられるものは、当初プレスされた中で、数十枚に1枚程度であることをご理解されたい。この録音は非常にプレスの種類が多く、初期プレスほど状態が悪いが音質は良いという、二律背反を常に含む(全てのアナログにおいて言える)。古い仏プレスは、それが現実。当盤は、米Col録音だが、仏プレスの弦の音は、水気の滴るような潤いを持ち、幽玄という言葉がしっくりくる程の、濃密な空気感を醸し出す素晴らしさ。米COLUMBIAで最初に発売されたベートーヴェンのVn協奏曲Op.61はML 4012のシゲティ/B.ワルターだった。この録音は1947年で正確にはSP音源となる。1949年頃LPの第1弾に近い発売だった。程なくしてフランチェスカッティの1950年録音が1951年に発売され、米国民は1951年にはLPで2種の異なる演奏を比較試聴することが出来たわけである。クラシックLPの面白さの一つは同じ会社から2-3年の間に発売された異なる録音の聴き比べから始まったといっても過言ではない。当時の人々はどう感じたのだろう。老錬なシゲティ派とイタリアンなZ.フランチェスカッティ派に綺麗に分かれたのではと思われる。そんな歴史の一角を担った録音である。今聴いてもいささかも古さを感じさせない艶やかな弦の音を現代に保存する名録音である。イラストジャケットは初年度分ではないが1950年代中期リリースでバランスが良い!

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