商品コード:1186-059b[La Voix De Son Maître] W.ランドフスカ(cemb) / ラモー:クラブサン曲集 第2組曲, クープラン:パッサカリア
商品コード: 1186-059b
商品詳細:たとえ近年のチェンバロ奏者といえどもワンダ・ランドフスカ(1879-1959)の影響を全く受けずにいるということは在り得ない。チェンバロ奏者の師又は以前の師は間違いなく何らかの影響を受けており、他の楽器とは異なる性質があることは確か。ランドフスカはポーランドのワルシャワ生まれのチェンバロ奏者、ピアニスト。1900年パリに移り、作家、ジャーナリスト、ヘブライ音楽研究家でもあったアンリ・ルーと結婚し、ピアニストとして演奏活動を続けた。バッハやフランス古典音楽を演奏する為にチェンバロに関心を持っていた彼女は、ピアノ製造会社のプレイエル社に彼女の為の近代的なメカニズムによる大型チェンバロの製造を依頼、1903年、パリでチェンバロによる最初のリサイタルを開いた。ここから全てのチェンバロに関する歴史は始まる。1905年からSPへの録音を開始。1959年(80歳)に亡くなる直前までその活動は続いた。1970年代に興隆したピリオド奏法演奏のムーブメント以降はランドフスカの使うモダン・チェンバロは時代遅れの楽器として人気は低迷したが、ランドフスカの演奏には音楽の神髄があった。バッハの他にフランス作品に多くの録音を残している。チェンバロ音楽の開拓者であり、ランドフスカにより一つの完成を見たこれら音楽に触れておくことは決して無駄ではい。
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