レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---青緑/銀, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:V 30 Po 844, Price Code:Série populaire, Rights Society:BIEM, マトリクス/スタンパー:30 BVG 1033 X1/30 BVG 1034 X1 (ラウンド小文字スタンパー・VEGA中期タイプ), VEGAモノラル製造を示す30 BVG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1960年代のスタンパーによる1965年頃の製造分, フラット盤存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在しないと思われる, フランスでの最古レーベル・最厚プレスであると思われる, フランスで旧番号・10"など存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在するか不明, RIAAカーヴである, VEGA音源のVEGA制作プレス, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, La Discothéque Idéale, 表記されたジャケット番号:V 30 Po 844, Price Code:Po, 背文字:なし, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Disques Véga S.A.I.P., 印刷:Imprimé Glory. Asnières-Paris, 旧番号存在せず, 旧デザイン存在せず, これより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナルと思われる, original in Fr.

トピックス：1960年代中期頃のフランスでのモノラル録音(ステレオが存在する可能性もある), 録音詳細不明, 1965年頃Disques Véga S.A.I.P.によりコピーライト登録・同年VÉGA:V30Po 844(当装丁)にて初リリースと思われる, 全曲録音はないと思われるが100%ではない, 当社初入荷の希少タイトル, フランス語歌唱(ドイツ語台本が通常), 実質上男声に主役のウェイトがかかる作品である

商品詳細：当社初入荷のVÉGAレーベルに於けるフランツ・レハール作曲の全三幕のオペレッタ「微笑みの国」からハイライト録音。フランス語で歌われる。まだまだドイツとフランスは仲が悪かった時代なので通常ドイツ語台本で録音されるがここではフランス語となっている。この作品は「メリー・ウィドウ」と並ぶレハールの傑作とされる。穏やかなメロディーが印象的である。指揮者はハンス・キラーでオケの名称は記載されていない。演奏は悪くなくモノラル特有のパンチのある音が迫る。歌手も無名の人たちでそこがVÉGAらしいところである。ハイライトとしたのも一枚で購入しやすくしたように考える。フランス語なので当時のフランス人が噂に名高いこの名オペレッタ「微笑みの国」を知るのに丁度よいスタイル。フランスでは、まるでフランス人が作曲したように感じるから不思議である。大手レーベルなら有名な歌手を集めた全曲盤をドイツ語でやるのだろう。ワーグナーも1960年代当時からDECCAのドイツ語版がフランスでも発売された。それに比べれば購入者思いの配慮だろう。ワーグナーのフランス語は違和感があるが「微笑みの国」のフランス語版は曲との親和性が高い。当時は選択肢が限られていたはずである。しかし沢山売れた形跡はない。そもそもフランツ・レハールはフランス人の興味を弾いていなかったのか。今となっては謎であるが、これは良くできた演奏である。

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