商品コード:1188-008tb[ETERNA] S.ヴォイトヴィチ(s) R.クライネルト指揮 K.マズア指揮/ アリア・歌曲集/モーツァルト:コンサートアリアK.369, 528, ラヴェル:シェヘラザード, ハイドン:アリア「薄幸な花嫁」
商品コード: 1188-008tb
商品詳細:ステファニア・ヴォイトヴィチは1925年ポーランド生まれのソプラノ。'49年コンサート・デビュー。1954年ライプツィヒのバッハ・コンクールで入賞。'55年西側デビュー。注目はA面のモーツァルトのコンサート・アリア2曲(K.369/528)。1970年の録音。変ホ長調、ホ短調という微妙なニュアンスを感じる調性。モーツァルトが女性の心情を情感を込めて綴った傑作であり、十人の歌手がいれば十通りの歌い方がある名作。彼女の透明感のあるクセの無い声に、きっと感動を覚える。ジャケ裏の写真から感じる印象よりずっと澄んだ美しい声のソプラノ歌手である。日本では全くの無名!ハイドンはK.マズア指揮ベルリン室内o.で他3曲はR.クライネルト指揮ベルリン放送so.による演奏。ハイドンのアリアはハイドンが他の作曲家のオペラの追加挿入アリアとして作曲したもので、実際はハイドンと長く付き合っていたエステルハージ家お抱えの歌手、ルイジャ・ポルツェッリのためにハイドンが作曲した作品と言われている。挿入アリアとして分類されているが、モーツァルトのコンサート・アリアと同様の性格を持つ作品。ハイドンはこのようなアリアを12曲以上も作曲しており、初めて聴いた印象はモーツァルトのコンサート・アリアとよく似た感じである。尚モーツァルトのコンサート・アリアも分類とした呼び方で、今日では曲により詳細は異なる。K.369はレチタティーヴォとアリア「レチタティーヴォ「不幸なこの私はどこにいるの?」とアリア「ああ、語っているのは私ではない」」。K.528はシェーナ(劇唱)で「レチタティーヴォ「わが美しき恋人よ、さようなら」とアリア「とどまって下さい、いとしい人よ」」が正しい曲名である。
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