作品名：モーツァルト:Pfソナタ3番K.281, ショパン:幻想曲Op.49, シューマン:トッカータOp.7, リスト:超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」, ドビュッシー:練習曲7番「半音階のための練習曲」, ショパン:練習曲Op.10～第4番, ～第10番

レーベルタイプ：【ベルギーでのオリジナル】---紺/銀, グルーヴガード厚, Rights Society:DP, (P)1975, 表記されたレコード番号:774/173.013 X, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:SFOT 71803 2/SFOT 71804 1 (ストレート小文字スタンパー・ベルギーDECCAタイプ), ベルギーDECCA録音ステレオ製造を示すSFOT***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当不明, 補助マトリクス(3時):ベルギーDECCAには存在せず, 再補助マトリクス(9時):ベルギーDECCAには存在せず, 1970年代スタンパーによる1975年頃製造分これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ベルギーDECCA音源のベルギーDECCA製作プレス, 工場:不明, オリジナル, original

ジャケット：【ベルギーでのオリジナル】---表コートペラ, Laureat du boncours musical international Reine Élisabeth de Belgique 1975, 表記されたジャケット番号:173.013-X, 背文字:なし(余白あり), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Queen Elisabeth Competition , 印刷:記載なし・ベルギー製, ベルギーでのオリジナル, 英国・フランスでは未発売, オリジナル, original

トピックス：1975年6月頃のブリュッセルでのステレオ録音, 録音技師:W.Coussement, プロデューサー:R.Dom, 1975年エリザベート王妃コンクール4位入賞後の初の商用録音, 1975年173 013(当装丁)にて初リリース, これがグラハムのデビュー録音, その後仏DECCA:153 008をリリースした, 当社初入荷の珍品!

商品詳細：1970年代、仏DECCAのみの発売。ラリー・M.グラハムはアメリカ生まれ。1975年エリザベス王妃コンクールで4位入賞。彼がDECCAと契約できたのは、おそらく聴衆が投票する特別賞を獲得したからだろう。あまり期待せず聴いたが、流石DECCAのような大レーベルから声が掛かる人は特別な力を持っている。優勝でなくとも、聴く人の心を掴める演奏ができる。素晴らしい技巧は勿論のこと、ずっと聴いていたい気分にさせてくれる演奏。このコンクールで有名なったカツァリスも1972年のエリザベス王妃コンクールで9位という振るわない成績だったが、コンクール直後にベルギーDECCAから声が掛かり録音。その後の快進撃は多くの方が知るところ。上位入賞者が必ずしも録音音楽家として成功する訳ではない。これがL.M.グラハムのデビュー録音と思われる。その後ショパン・リサイタル・153 008を出している。尚グラハムの本選録音はストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」がコンクール・レーベルから出ている。しかしグラハムの場合はカツァリスのようには行かなかった。実力は拮抗していたと思われる。少なくともモーツァルトはグラハムの方が良い。

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