商品コード:1196-036t[HUNGAROTON] Z.コチシュ(pf) E.ルカーチュ指揮ハンガリー放送o. / ベートーヴェン:Pf協奏曲4番Op.58, Pfソナタ26番Op.81a「告別」

[ 1196-036t ] Beethoven - Zoltán Kocsis , Ervin Lukács



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商品コード: 1196-036t

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲4番Op.58, Pfソナタ26番Op.81a「告別」
演奏者:Z.コチシュ(pf)E.ルカーチュ指揮ハンガリー放送o.
プレス国:ハンガリー, Hungary
レーベル:HUNGAROTON
レコード番号:SLPX 11496
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時に無音軽スレあり
レーベルタイプ:【ハンガリーでのステレオ・オリジナル】---黄/茶赤ステレオ太内溝, 6時にMade in Hungary, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:SLPX 11496-A Ⅴ E05/SLPX 11496-B Ⅺ HA11 (ラウンド小文字スタンパー・QUALITONタイプ), HUNGAROTONステレオ製造を示すSLPX***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:1-12/7, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1970年頃製造分, 赤ステレオ/黄茶レーベルの初出分, 2重丸ステレオ/矢印ステレオレーベル存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在するか不明, RIAAカーヴである, HUNGAROTON音源のHUNGAROTON制作プレス, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【ハンガリーでのオリジナル】---両面コートペラ , stereo-mono, 表記されたジャケット番号:LPX 11496(モノラル/ステレオ共用だが実際にモノラルがあるか不明), Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Magyar Hanglemezgyarto Vallalat, 印刷:penziegynyomda, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1970年頃ブダペスト・Qualiton Studio・でのステレオ録音, モノラル存在するか不明, 録音技師: Endre Radányi, プロデューサー:István Serédi, 1970年頃Magyar Hanglemezgyarto Vallalatによりコピーライト登録・同年HUNGAROTON:SLPX 11496(当装丁)にて初リリース, ゾルターン・コチシュ18歳でハンガリー国営放送が主催するベートーヴェン・ピアノ・コンクールで優勝した記念録音と思われる, これが公式デビュー録音と思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ゾルターン・コチシュ(1952-2016)も若手と思っていたが故人となってしまった。日本では、同世代の他のハンガリーのピアニスト、ラーンキ・デジューやシフ・アンドラーシュと合わせて、「ハンガリーの三羽烏」と呼ばれていた。64歳は少々早い気がする。11歳でバルトーク音楽院に入学。その後、16歳でリスト音楽院に進学し、パール・カドシャとフェレンツ・ラドシュに師事。18歳の時にハンガリー国営放送が主催するベートーヴェン・ピアノ・コンクールで優勝して注目を集め、国際的な活動を開始する。21歳のときには優れた実績を評価されてリスト賞を獲得。翌々年の1975年には23歳で初来日を果たし、日本では人気ピアニストとなった。1978年にはコチシュはハンガリー最高の音楽賞であるコシュート賞も受賞、やがて指揮にも乗り出し、1983年、31歳の時に指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を設立、1987年からは定期的に指揮を行い、1997年、小林研一郎の後任としてハンガリー国立交響楽団の音楽監督に就任、名前をハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団に変更し、楽員の入れ替えによるレヴェル・アップも図って国際的な活動を展開を行った。国際的名声を獲得した音楽家であった。この録音のジャケットに写る姿は18歳前後で間違いない。地元開催のベートーヴェン・ピアノ・コンクールで優勝した記念録音でこれがコチシュの公式デビュー録音と思われる。18歳の時のコチシュの音は恐ろしく澄んでいて彼の心が投影されているようだ。渋さこそないが溌溂とした若鮎のような新鮮なピアノも悪くない。若くして成功を収める音楽家はやはり最初から何かを持っている。そう感じさせる演奏である。

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