作品名：ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲, コープランド:Vnソナタ

レーベルタイプ：【米国でのオリジナル】---金/黒葉中溝, Gold Label, 2時にU.S.A., フラット重量, 表記されたレコード番号:DL 8503, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:MG 172216/MG 172218 (ラウンド大文字スタンパー・米DECCAタイプ), 米DECCA規格モノラル製造を示すMG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:④/④, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当者:不明, 1950年代製造のスタンパーによる1950年頃製造分, ストライプ金レーベルも存在するが後と思われる, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在せず(枝番なし), RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 米DECCA音源の米DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:不明, 工場:不明, オリジナル, original

ジャケット：【米国でのオリジナル】---表クロス厚紙, Gold Label Series, 表記されたジャケット番号:DL 8503, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Decca Records, Inc., 印刷:記載なし・米国製, 米国でこれより古いタイプ存在せず, 黒紙タイプも存在するが後と思われる, オリジナル, original

トピックス：1950年又はそれ以前のニューヨークでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1950年Decca Records, Inc.によりコピーライト登録・同年米DECCA:DL 8503(当装丁)にて初リリースと思われる, 当社初入荷のオリジナルで欧州では英国のみBrunswick:AXTL 1047(1954年初リリース), ヴァイオリン好きには興味を惹かれる内容で演奏は抜群い上手い, 多少のチリパチ音あるがキズはない

商品詳細：米国の兄妹のVnとVaのデュオとして有名なジョセフ・フックス/リリアン・フックス。2回録音したモーツァルトのVn/Vaの二重奏曲などが有名。弟のハリー・フックスもチェロ奏者である。兄妹弟でニューヨーク生まれ。兄のジョセフ・フックス( 1899 - 1997)は、ニューヨーク音楽芸術研究所(現ジュリアード音楽院)でフランツ・クナイゼルに師事。1926年にクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターに迎えられたが、1940年に辞任してソリストとしての活動を追究した。1953年と1954年にはプラド音楽祭にも参加する傍ら、アメリカ国内ではソリストとして、全ての重要なオーケストラと共演を重ねた。ウォルター・ピストンのヴァイオリン協奏曲など多くの現代作品の米国初演を行っている。「ザ・ミュージシャンズ・ギルド」 の設立者に名を連ね、1956年までその監督にあたった。愛用の楽器は、1722年製のストラディヴァリウス「カディス」であった。演奏様式は、力強く気宇壮大であり、熟練の演奏技巧と、豊かで温かな音色が特徴的であった。1946年よりジュリアード音楽院のヴァイオリン科の教授に就任し、1971年には米国弦楽器教師協会(the American String Teachers' Association)より表彰された。没年まで現役の音楽教師として活動を続けており、95歳までは演奏活動にも意欲的であったという。ここでは2曲の近現代曲録音。ストラヴィンスキーは原題がデュオ・コンチェルタンテでVnソナタと構成は同じで5楽章形式。ストラヴィンスキー本人の言葉によると、古代の田園詩の精神によって作られた1932年作。一部に開放弦との重音奏法によってバグパイプが模倣される部分がある。コープランドのVnソナタは1943年の作品。ジャズやアメリカ民謡などの要素を取り入れた明快な作風が特徴とされるニューヨーク生まれの数少ない米国人作曲家。Vn作品は数曲書いていて、聴きやすい曲である。ジョセフ・フックスはこれらの曲に大きな理解があるらしく説得力があるように感じる。なかなか録音されない曲だけに興味のある方にはお薦め、これらの曲の決定的な名演と言ってよいと思われる。流石にジョセフ・フックスの演奏は上手い。

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