レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---青/銀土手, Microsillon STÉRÉOPHONIQUE., グルーヴガード厚, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 6806 042 1Y1 Ⓟ1971 MB 695 SX 529 670 /AA 6806 042 2Y1 Ⓟ1971 MB 965 SX 530 B (ストレート小文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), VALOISステレオ製造を示すVAL MB***で始まりレコード番号を含レコード番号を含む専用マトリクス使用, 670は工場を示す, 補助マトリクス:11/11., 再補助マトリクス:03/3, PathéプレスではないERATO/PHILIPSプレス, 1970年代製造のスタンパーによる1971年頃製造分, カッティング担当:C.I.D.I.S. Louviers, 旧番号存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, VALOIS音源のVALOIS制作ERATO/PHILIPSプレス, Pathéプレスは存在せず, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, , オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---見開両面コート蓋つき, Gravure Universelle, 表記されたジャケット番号:MB 965, Price Code:S, (P)1972(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Valois, 印刷:462-31-50, これより古いタイプ存在せず, 背黒/シングルタイプはこの後になる, オリジナル, original

トピックス：1971年6月デンマーク・コペンハーゲン・Metronome Studio, Copenhagen・でのステレオ録音, 録音技師:Peter Willemoës, プロデューサー:Michel Bernstein, 1971年Disques VALOISによりコピーライト登録・同年VALOIS:MB 965(当装丁)にて初リリースで2回目全集のVol.5に当たる, 1971年6月/10月の2回目の全曲録音で初回に無かった曲も収録している, 2回目録音は1972年頃バラ6枚で初リリース:MB 961-6, 同年箱CMB 19(6枚組)もリリースされた, 初回録音(1959-64年)と混同されやすい, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：ノエル・リーはマカノヴィツキーとデュオを組んでいたがソリストとしてもVALOISに録音を残している。1924年中国南京で生まれたアメリカ人でインディアナ州ラファイエットで育った。ハーヴァード大学に進み、ウォルター・ピストン、アーヴィング・ファインに師事。パリでナディア・ブーランジェの薫陶を受け、またダグラス・アランブルックと親交を結ぶ。1953年にリリ・ブーランジェ賞を獲得。1955年より発表してきたLPやCDなどの録音は185点に上り、その内13点がグランプリ・デュ・ディスク賞を授与されている。作曲家でもある。なぜかフランス人のようにフランス作品を得意とする。2013年に亡くなった。日本では無名。この人のピアノは特に響きの美しさ、余韻が印象的。運良くドビュッシーをお持ちの方ならリーの特徴的な弾き方をご存じだろう。しかし彼が2度ドビュッシーを録音していたことは知られていない。殆ど初回録音の入荷が無いからである。これは1971年の2回目全集のVol.5に当たる。VALOISは大手ではないマイナーといえって良い小レーベルである。そこに2度も同じ作品の全集を録音するとは相当な評価を得たのだろう。ある意味フランス人よりフランス的な所がある。モノラル期にギーゼキングのような大物が全曲録音を行っているが、ステレオ期で安価に入手出来、更に内容も良い録音を求めるならば、このノエル・リーの2回目録音は最有力候補と言える。

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