商品コード:1202-061[ARION] G.トゥーヴロン, J.P.ルロイ, S.ボワソン(tp) A.リポシュ, P.ペリシエ(ob) M.バロン(fg) F.ランジュレ(Clavichord)/ テレマンのTpを含むニ長調の協奏曲集
商品コード: 1202-061
商品詳細:テレマンのトランペットを含む協奏曲4つを収録した1977年発売のLP。トランペットだけのシンプルな協奏曲は1曲だけで他は別の木管楽器や最大3台迄トランペットがソロとなる曲もある。然も4曲とも調性が全てニ長調という考えられた企画である。ここで中心となるトランペット奏者がギイ・トゥーヴロン(Guy Touvron)。トゥーヴロンは1950年フランスのヴィシー生まれ。彼の祖父はコルネット奏者だった。10歳の時、トゥーヴロンはコルネットを演奏し始め、数年後、彼はコルネットとトランペットの両方に精通した。1967年、トゥーヴロンはパリ音楽院に入学し、古典派のトランペット奏者モーリス・アンドレに師事した。一年後、音楽院はTouvronにコルネットの最優秀賞を授与し、その1年後にトランペットの最優秀賞を授与した。トゥーヴロンは1969年から1971年までリヨン国立管弦楽団、1971年から1974年までフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の主要トランペットの役職を歴任した。1973年に彼は自身のグループであるギイ・トゥーヴロン・ブラス・アンサンブルを結成し、 1974年、リヨン国立管弦楽団、1990年にパリの国立管弦楽団で教え始めた。彼はニューヨーク市のジュリアード学校やマンチェスターのロイヤル・ノーザン音楽大学など、世界中で定期的にマスタークラスを実施している。70を超えるレコーディングに出演し、3,000を超えるコンサートを開催し、ミュンヘン、ジュネーブ、プラハで開催された3つの国際グランプリを含むいくつかの賞を受賞。 2000年代初頭、トゥーヴロンは彼の師であるモーリス・アンドレの「モーリス・アンドレ:ウネ・トロンペット・プール・ラ・レノメ」(モーリス・アンドレ:名声のトランペット)というタイトルの伝記を書き、2003年に出版された。フランスではモーリス・アンドレと肩を並べる名声を誇り、2007年にフランスの天文学者ジャン=クロード・マーリンによって発見された小惑星278197トゥーブロンは、彼に敬意を表して名付けられた。ここではあまり演奏されることのないテレマンの協奏曲を選曲。どれもニ長調なので祝祭的な気分を盛り上げてくれる曲ばかりで歴史的にもトランペットが果たした役割を再認識させられるコンセプトで作られたLPといえる。ARIONの録音はこの時期ではトップレベルで、トランペットとバロック音楽を楽しめる一枚。初入荷の希少タイトル!
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