商品コード:1203-064[DGG] M.アンドレ(tp) C.マッケラス指揮イギリス室内o. H.ビルグラム(org) M.シレム(cemb) / Tp協奏曲集/ヴィヴァルディ, ヴィヴィアーニ, トレッリ, シュテルツェル, テレマン
商品コード: 1203-064
商品詳細:トランペットの巨匠、モーリス・アンドレはチャールズ・マッケラス/イギリス室内管弦楽団と少なくともLP2枚分の録音をDGGに行っている。アンドレといえばERATOの専属だが、DGG、EMI系にも少量ながら録音を残している。世界的な名手をどのレーベルも出したいのだろう。バーターや他の手段を講じて自社録音に漕ぎつけている。またカール・リヒター指揮でも1枚分の録音があるようである。日本の初期盤コレクターの方々は不思議に思われるかもしれないが、世界的にトランペットのLPは非常に売れるものである。そのため沢山プレスするので市場では余っている様な印象を受けるだけである。しかし当LPはその中では希少タイトルといえる。モーリス・アンドレ(1933- 2012)はフランスのトランペッター、セヴェンヌ近郊アレスの出身。パリ音楽院で、レイモン・サバリッチの薫陶を受け、在学1年目にコルネットで、2年目にトランペットで首席となる。卒業の翌年、パリ国際音楽コンクールで見事優勝を遂げる。1955年にジュネーヴ国際音楽コンクールにて優勝すると、1963年にもミュンヘン国際音楽コンクールにて優勝した。録音数は、1960年代初頭から現在に至るまで、優に300点を超える。他の楽器のための作品を編曲して、トランペット独奏用のレパートリーを広げる事にも尽くした。ミシェル・ルグランらと制作したイージーリスニングのアルバムもある。世界各地で行った演奏会は4千回を超え、度々来日して演奏旅行を行なった。誰もが知るトランペットの王様であろう。録音は多くプレスも多いのがモーリス・アンドレの特徴といえる。このLPではこれまであまり録音していない曲を選んでいる。A面のヴィヴァルディ:2Tp協奏曲はアンドレが一人で両パートを録音し、シンクロ編集している。
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