作品名：ベートーヴェン:Pfソナタ8番Op.13「悲愴」, Pfソナタ21番Op.53「ワルトュタイン」 | Pfソナタ14番Op.27-2「月光」, Pfソナタ23番Op.57「熱情」

レーベルタイプ：【デンマークでのオリジナル】---紺/銀外溝, 外周3cmの盛上り(カマボコ), Ultra High Fidelity, Made in Franceの刻印あり, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:LPL 1023/LPL 1023 (ラウンド中文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), 仏PHILIPSモノラル製造を示すLPL***で始まりレコード番号を含まないフランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを使った1959年頃製造分, デンマークでこれより古いレーベル存在せず, デンマークで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであるか不明, 米VOX音源のORBIS製作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, 仏プレスによるデンマークFONAへのOEM供給分・オリジナル, original for OEM to Denmark

ジャケット：【デンマークでのオリジナル】---折返紙ペラ(共通デザイン), Fona-Klaubben, 表記されたジャケット番号:FO 11570, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがデンマークでは当ジャケットである), 製作:Fona, 印刷:Gerlach & Raffel(デンマーク), デンマークではFONAが独自製造のオリジナル, original in Denmark

トピックス：1952-4年頃米国でのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1952年VOX:PL 7160(3大ソナタ)+1954年・PL 8650(21+15/25/26番)にて初リリース, デンマークではフランスPHILIPSにOEM製造委託し4曲入りで1959年頃ORBIS:FO 11570(当装丁)にて初リリース, 4曲入りはデンマークだけの特注製造分, フランスでは米国と同じ番号とカップリングで2枚Pathé-VOXからリリースされた, 英国も米国と同じ番号とカップリングで2枚英VOX(DECCA)からリリースされた

商品詳細：オラツィオ・フルゴーニ は1921年スイス生まれのイタリア人ピアニスト。1943年ナチスを嫌い米国へ移住した。D.リパッティとシエナで机を並べた事もある。1947年にアメリカデビューしVOXの専属となる。1950年メンデルスゾーンの2Pf協の楽譜を東独で発見、SPにて初録音を行った。VOX社にベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト等、ロマン派を録音し、多くの国際コンクールの審査員を務めた。この三大ソナタ集は彼の芸風を知るのに丁度良い。優れた技巧に立脚した鮮やかな打鍵はヴィルトーゾチック。1950年代初頭からVOXに多くの録音を残した。日本での知名度こそ低いが、キリリとした構成フォルムは立体的で情緒に流されず一流のピアニストと信じる。これはVOX音源を基にフランスでプレスされたデンマークへのOEM製造のデンマーク発売分。VOXのオリジナルであるPL 7160は8/14/23番の3大ソナタのカップリングだが、デンマーク盤では21番を加えた4曲入りとした独自カップリングとなっている。21番はもう1枚のVOX盤PL 8650(15/21/25/26番)から持ってきている。

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