商品コード:1211-012[La Voix De Son Maître] F.ジェルマーニ(org) / バッハ:オルガン作品集
商品コード: 1211-012
商品詳細:フェルナンド・ジェルマーニ(1906– 1998)はイタリア生まれのオルガン奏者。バチカンで教皇ピオ十二世の治世中、ローマのサンピエトロ大聖堂の専属オルガニストであった。ジェルマーニは4歳で公の場でピアノとバイオリンを演奏した神童であった。8歳で、彼はオルガンに向かわせたレスフィギから作曲のレッスンを受け始め、それから15歳で、ジェルマーニはローマのアウグストゥス交響楽団のオルガニストに就任する。彼のキャリアはほぼ75年に及ぶことになる。彼の著名な生徒の一人は、オルガニストのジェラール・キャロン。その他には、ザグレブ大聖堂のオルガニスト、HvalimiraBledšnajder、ウェストミンスター大聖堂の元オルガニスト、Nicolas Kynaston、リバプール大聖堂の元オルガニスト、ノエル・ロースソーンとヨーク・ミンスターの元オルガニスト、ジョン・スコット・ホワイトリーなどがいる。1960年代に、ジェルマーニはイギリスのノースヨークシャーにあるセルビー修道院を訪れ、3つのLP録音を行った。カトリック世界ではバチカンやローマは格上とみなされるのでローマのサンピエトロ大聖堂の専属オルガニストという事は、カトリック世界でのトップランクのオルガン奏者を意味する。だからこそHis Master's Voiceが自社のカタログにしっかりこの録音を入れているのだろう。バッハ録音は今のところEMI系ではこれが初入荷となるがマイナーレーベルのARTECOに数枚のバッハがある。またフレスコバルディの楽譜校正者としても知られ、フレスコバルディのオリガン作品集がEMI系にある。多少でもオルガンに興味があれば、このイタリア人オルガン奏者は聴いて於いて損はない。
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