商品コード:1214-026[MELODIYA] M.ルボツキー(vn) N.アノーソフ指揮ソビエト国立so. / アレンスキー:組曲1番Op.7, Vn協奏曲Op.54
商品コード: 1214-026
商品詳細:アントン・アレンスキー(1861-1906)は、ロシア帝国当時の作曲家・音楽教育者。リムスキー=コルサコフに師事しペテルブルク音楽院で学んだ。組曲1番、Vn協奏曲の2曲ともMELODIYAで1980年までに当盤が唯一の録音であった。1883年にはモスクワ音楽院で作曲法の講師に招請され、1889年には教授に昇進する。在任中にラフマニノフやグレチャニノフなど多くの逸材を輩出しており、後に対立関係に陥ったものの、スクリャービンもアレンスキーに師事していた。45年に満たない儚い生涯ではあったが、作曲家としてアレンスキーは2曲の交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲、合唱曲、オペラに至るまで幅広いジャンルで、約250曲もの作品を残している。チャイコフスキーに影響されているのは間違いないと言われる。但し録音がされるとこはMELODIYAにおいてさえ少ない。これは1980年までに出た唯一の録音で多少なりとも興味のある方には重要なLPである。ヴァイオリン協奏曲はレオポルト・アウアーに献呈された曲。アウアーの超絶技巧を活かすために散りばめられた高度な技巧が生かされたメランコリックな雰囲気を持つ曲で、もっと知られてよい作品だろう。年代は不明だがアーロン・ロザンドもフロマン指揮/ルクセンブルグ放送o.と録音している。ルボツキーはブラームスのソナタが名演で知られるVn奏者でミルシテインにも似た美しい音を出す奏者。A面の組曲1番は郷愁を感じさせるがあまりロシア的な気分が強くないオーケストラ曲。
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