[PHILIPS] C.アラウ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ8番Op.13「悲愴」, Pfソナタ23番Op.57「熱情」, Pfソナタ14番Op.27-2「月光」

[ 1217-040 ] Beethoven - Claudio Arrau – Sonatas (Pathétique / Appassionata / Moonlight)

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商品コード: 1217-040

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ8番Op.13「悲愴」, Pfソナタ23番Op.57「熱情」, Pfソナタ14番Op.27-2「月光」
演奏者:C.アラウ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 588
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのカップリング替企画盤のオリジナル】---赤/白4本線土手, 枠内3時に白色でMade in France, Super Artistique-Stéréo Trésors Classiques, グルーヴガード厚, Rights Society:DP, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 6599 308 1Y 2 670/AA 6599 308 2Y 1 670 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりオランダのレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:12 03 /12 03 , 再補助マトリクス:A1/A1, 670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1970年代のスタンパーによる1973年頃製造分, オランダにはそれぞれの曲に旧番号存在するがフランスに存在するか不明, 8番のみHI-FI STEREOレーベル存在する, 他2曲もオランダでは古いレーベル存在する, 当番号でこれより古いレーベル存在せず, 当番号で最古レーベル・最厚プレスである, 当番号で更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず(8番のみあり), RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V., PHILIPS音源の仏PHILIPS製作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, 再版だがフランスでの当番号オリジナル, re issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのカップリング替企画盤のオリジナル】---三方開両面厚紙コート背黒疑似皮貼, Collection Trésors Classiques Super Artistique-Stéréo, 表記されたジャケット番号:6500 588, Price Code:Ⓧ, レコードホルダーにPHILIPS型押ロゴ付・蓋なし(蓋付き存在せず), 背文字:あり(金色型押・黒疑似皮背景), ジャケット裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧番号ありと思われる), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A., 印刷:Imp.C.I.D.I.S. Louviers (Imp. Phonogram Louviers), フランスに旧番号が存在するか確証はない, 3大ソナタ入りとしてはフランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでの当番号のオリジナル, 再版だがフランスでの当番号オリジナル, re issue in Fr.
トピックス:1960-1968年に録音されたPHILIPSでの全曲録音から企画された3大ソナタ入りLP, モノラル(一部)/ステレオ録音, PHILIPSのオランダでは8番:A 02335 L/835 212 AY(HI-FI STEREOレーベル)・14番:802 741 AY(アズキ/銀レーベル)・23番:不明にてそれぞれ旧番号で初リリース, 1973年頃6599 308にて3大ソナタ入りLPが初リリース, 1973年頃仏PHILIPS:6500 588(当装丁)にて3大ソナタ入りLPが初リリース, 6500 588はフランスだけの番号でオランダ/英国には存在しない, フランスで旧番号がリリースされたか不明(入荷はない), 完全な詳細はまだ不明でフランスではこれが3曲の初出の可能性もある, 演奏・音質ともに良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1903年南米チリに生まれたピアニスト、クラウディオ・アラウ。ベルリンに留学し1914年欧州デビューした。1935年からはベルリンでバッハとモーツァルトの全クラヴィーア曲の連続演奏会を開いた実績を持つ。録音はSP期からあり最初のLPは米DECCAと思われる。その後1950年代に英COLUMBIAに数点、10曲のソロを入れたが、リパッティ、ギーゼキングなど他の影に隠れ名声を得るまでにはいかなかった。1960年頃PHILIPSに移籍したことで多くの録音機会に恵まれ、1960年代(1960-66年)に最初のベートーヴェンPfソナタ全集を完成させた。2回目は同PHILIPSに1980年代(1980-91)に挑戦したが「月光」と「ハンマークラヴィーア」の2曲が未完に終わった。COLUMBIA時代に10曲のモノラル旧録音が存在する。日本でベートーヴェンはドイツ系ピアニストへの絶対的信仰にような風潮がある中、近年ではY.ナットの人気が高まったりしてラテン系ピアニストによるベートーヴェンも再評価できる時代になった。アラウの持ち味である独自のテンポ感やドイツ系とは異なる表現はPHILIPS初回に最も如実に現れている。特にステレオ派の方には時期も良く再評価するに足る演奏と信じる。全曲録音を行ったピアニストに対し、必ず後からリリースされるLPがある。既にお分かりと思うが3大ソナタ集という企画盤である。これらが3曲がオリジナル盤としてリリースされることは、イヴ・ナットの場合を除いてまずない。3曲はそれぞれ別の曲とのカップリングでオリジナル発売されるからである。アラウの場合もPHILIPSが1973年頃しっかり用意していた。この手のLPは何度も番号を変え1980年代のLP終了まで再版され続ける。これはその最初の番号で当社初入荷となる珍しい初期番号である。フランス盤は特に立派で初期盤の風格を持つ。全集を揃える予定のない方には丁度良い。タップリと間を取って半ば大上段に構えたアラウのベートーヴェンも個性的であり、ラテン気質満載の好きな方には重要な録音である!

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