商品コード:1218-003[Archiv Produktion] S.スタンデイジ(vn) S.プレストン(fl) T.ピノック(cemb/指揮) / バッハ:三重協奏曲(合奏協奏曲)B.1044,管弦楽組曲2番B.1067
商品コード: 1218-003
商品詳細:B.1044三重協奏曲は合奏協奏曲と言う事も出来る作品、自筆譜が紛失している為実態は不明だが、Cemb協と同様に他の作品からの転用になる。1・3楽章は"前奏曲とフーガB.894"から、2楽章は"OrgソナタB.527"の2楽章からの編曲になる。ピノックらしい淡々としたスタイルと、スタンデイジ、プレストンの独奏が作品を盛り上げているのは言うまでない。チェンバロ以外は古楽器を使った演奏で全ての楽器名と年代が明記されている。但し演奏スタイルは他のピリオド楽団と比較してさほど極端なピリオド奏法ではない。1978年ロンドンでのステレオ録音。トレヴァー・ピノック(1946-)はイギリスのカンタベリー生まれの指揮者 、チェンバロ・オルガン奏者。少年時代はカンタベリー大聖堂の聖歌隊員を務め、またピアノとオルガンを学んだ。その後、ロンドンの王立音楽大学でラルフ・ドーンズ、ミリセント・シルヴァに師事して、チェンバロとオルガンを修めた。学生時代にガリヤード・トリオを結成して活動を始め、アカデミー室内管弦楽団などで演奏する。1973年にオリジナル楽器の楽団イングリッシュ・コンサートを設立、指揮、独奏の双方で活発な演奏活動、アルヒーフへの録音を行い、名声を得る。イングリッシュ・コンサートは一時代を築いた古楽器楽団であった。2003年にイングリッシュ・コンサートの音楽監督をヴァイオリン奏者のアンドルー・マンゼに譲って、ピノック自身は退団した。2006年には自身の60歳の記念にヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルを創設。彼らと録音した《ブランデンブルク協奏曲》全曲のディスクは2008年のグラモフォン・アワードに輝いた。2022年度より紀尾井ホール室内管弦楽団の第3代首席指揮者として迎えられることになった。今もなお精力的に活動を続けている。1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
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