商品コード:1219-043p[IRAMAC] D.ワイエンベルフ(pf) / シューベルト:Pfソナタ21番 Op.Posth. D.960, 即興曲集Op.90 D 899~第4番 変イ長調Op.90-4
商品コード: 1219-043p
商品詳細:Ducretet Thomsonでピアノ録音を最も行ったピアニストである。オランダにルーツを持つフランス人らしい。1947年からM.ロンに師事。1949年のロン=ティボー国際コンクールで第2位を獲得している。スコダ、バルビゼらを抑えての2位で1位はチッコリーニだった。ワイエンベルフは特定の作曲家のスペシャリストではなく、様々な作品を手掛ける幅の広いレパートリーの持ち主だった。ガーシュウィンのラプソデイー・イン・ブルーまで録音している(名演)。ダニエル・ワイエンベルフ(1929-2019)はパリ生まれだがオランダ人の父とロシア人の母を持つオランダ/フランス国籍のピアニスト。ダッチ(オランダ語)ではワイエンベルハまたはワイエンベルフと発音。ワイエンベルクはドイツ読みでドイツとは関わりがない。当社ではワイエンベルフで以前より統一している。殆どの記載がワイエンベルクとしているが間違いである。1985年からロッテルダム音楽院のピアノ教授として後進の育成に務めた。1960年代まではDucretet Thomsonに録音があったが、恐らく1960年代後期にオランダに移住したと思われる。ワイエンベルフの上手さはDucretet Thomsonで折り紙付きだが、レーベルが変わり1960年代後期に入っても変わることはなかった。地元オランダレーベルIrmacにも数点の録音がある。一言でこの人の演奏は優美だ。ピアノの一打一打の音に濁りがなく澄んでいて大変美しい。その一音に未来を見通すような希望を感じられる。シューベルトは初録音、間の取り方は個性的だが自然体で語ってしまう名手。
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