商品コード:1219-002[ERATO] M.コルボ指揮ローザンヌ器楽・声楽Ens. W.シュテンプフリ(s) Mシュヴァルツ(ms) C.ペレ(a) O.デュフール(t) 他/ バッハ:ロ短調ミサB.232(全曲)
商品コード: 1219-002
商品詳細:1989年に初来日し、その後も、2005年より日本でも開催されるようになったラ・フォル・ジュルネへの出演など度々の来日を重ね、ロ短調ミサをはじめとしたバッハ作品等を温もりのある素晴らしい演奏で聴かせてくれたコルボ。そんな彼の訃報が届いたのは昨年のこと。2021年9月2日没、87歳だった。2021年6月のジュネーヴのサン゠ピエール大聖堂での演奏が最後の指揮となった。1934年スイスに生まれた彼は、作曲、声楽、指揮を学び、主に宗教音楽において、合唱指揮者として、大きな功績を残した。1961年、ローザンヌ声楽アンサンブルを創設、ローザンヌ器楽アンサンブルを率い、数々の録音、名演を残してきた。また、1972年録音のサン=ピエール・オー・リアン・ドゥ・ビュル聖歌隊/ベルン交響楽団との、フォーレ「レクイエム」では、ソプラノの代わりにボーイソプラノを起用し、慈愛に溢れた美しい世界をみせてくれた。当録音は、M.コルボ指揮ローザンヌ器楽/声楽Ens.によるバッハ:ミサ曲ロ短調、その1回目の録音にあたる。オケ、合唱共に編成が現在より大きく近年の演奏とは趣を異にするが、精緻なアンサンブルは同様。近年の小編成による軽快な演奏は必聴ではあるが、まずは当盤1回目録音を、彼の思い出とともに聴いてみてはいかがだろうか。
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