レーベルタイプ：【米国でのオリジナル】---赤銀輪SD中溝,4時にMade in U.S.A.,フラット重量,表記されたレコード番号:LHMV 1009,Price Code:なし,Rights Society:記載なし,(P)なし,スタンパー/マトリクス:E2RP 4003 06/E2RP 4084-3S (ラウンド/ストレート小文字スタンパー・米RCAタイプ),RCAグループ米国モノラル製造を示すE2RP***で始まりレコード番号を含まない米国型専用マトリクス使用,補助マトリクス:A2A1,再補助マトリクス:1/1,米RCAプレス,1950年代スタンパーによる1955年製造分,フラット盤の最初期分,更に古いマトリクス存在するか不明,最古レーベル・最厚プレスである,ステレオ存在せず,EMIグループ英国音源の米国His Master's Voice制作RCAプレス,工場::RCA Records Pressing Plant, Indianapolis,米国でのオリジナル,original in U.S.A.

ジャケット：【米国でのオリジナル】---厚紙表ツヤ,表記されたジャケット番号:LHMV-1009,Price Code:なし,背文字:なし(初期の証拠),(P)(C)なし,ジャケ裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである),製作:記載なし・米国製,米国でこれより古いタイプ存在せず,米国でのオリジナル,original in U.S.A.

トピックス：ドビュッシー:1949年10月24日ロンドンでのスタジオ・SP録音,子供の情景:1935年5月7日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオでのSP録音,当初SP発売されたドビュッシー:番号不明(未確認)/子供の情景:DB 2581-2(入荷あり),LPは英国ではHis Master's Voiceから1952年ドビュッシー:BLP 1006(10"・金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤)にて初リリース,1959年子供の情景:BLP 1050(+ドビュッシー:子供の領分)で初リリース,フランスではドビュッシー:La Voix De Son Maître:FALP 360(単独リリース),フランスでの子供の情景は未確認,COLHシリーズからも出ているがそれらとは録音が異なる,コルトーは同年5月7-8日同スタジオでシューマン:謝肉祭 Op. 9も録音している,また同年ドビュッシー :子供の領分の録音もある,米国では1955年頃米国His Master's Voice:LHMV 1009(当装丁)にて初リリース,米国のみのカップリング,欧州盤より安価とした

商品詳細：コルトーの晩年録音でSPで初リリースされた音源である。ドビュッシーは1949年、シューマン「子供の情景」は1935年どちらもロンドンのスタジオでのSP録音。この1935年コルトーは纏まって数曲を録音しており、SPではなくLP初リリースとして発売された。この2曲は米国EMIグループである米国His Master's Voice‎(RCA)として米国で初めてリリースされた形で、ドビュッシー:前奏曲集第1巻は英国でHis Master's Voice:BLP 1006(10")で1曲リリース、フランスでもLa Voix De Son Maître:FALP 360で単独リリースされたが、米国ではドビュッシー:前奏曲集第1巻+シューマン:子供の情景Op.15というカップリングで初リリースされた。EMIグループでもそれぞれの国で裁量権があるので発売国による違いが出る。2曲ともSP音源だが音質は悪くない。特にドビュッシーは英国/フランス盤は非常に高額だが米国オリジナルはそこまでではない。フランス盤からみると両面分の12曲を片面に詰め込んだことになるが、実際の音質はさほど悪くない。「子供の情景」は英国ではやはり10"のBLP 1050(+ドビュッシー:子供の領分)というカップリングでリリースされた。フランスでの発売は不明。どちらも今では希少で高額な10"である。コルトーの貴重な録音がこの価格で聴けるなら十分選択肢として考えられる12"である。米国盤といえども1950年代プレスは非常に音質は良い。

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