作品名：モーツァルト:交響曲29番K.201, 交響曲10番K.74

レーベルタイプ：【旧ソ連でのモノラル・オリジナル世代】---薄緑/黒大松明大レーベル, ДOЛГOИГPAЮЩАЯ 33 1/3 Oб.B MИH., フラット重量(垂直に切れたタイプではなし), ГОСТ 5289-56, TУ-なし, Repertoire group:Вторая-гp.-1, Price Code:1-00, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33Д 08861 1-2/33Д 08862 1-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYAタイプ), 露語表記・国内仕様, 1960年代製造のスタンパーによる1961年頃の製造分, 最古レーベル・最厚プレス世代である, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA制作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, モノラル・オリジナル世代, original generation for mono

ジャケット：【旧ソ連でのモノラル・オリジナル世代】---左右折返上開カラーペーパー(モスクワ・アプレレフカ・松明), パラフィン紙残存, 表記されたジャケット番号:D 08861-08862, Price Code:なし, 背文字:なし, (P)(C)なし, ジャケット裏年号:Apt.なしЗак.なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, モノラル・オリジナル世代, original generation for mono

トピックス：1960年頃モスクワ音楽院大ホールでのモノラル/ステレオ録音, 1961年頃MELODIYA:D 08861(当プレ・メロディア後期世代)にて初リリース, 1962年頃ステレオ:S 0221(1964年・プレ・メロディア・ステレオ)にて初リリース, バルシャイのモーツァルト:交響曲では比較的初期の録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：この録音は1960年頃のモスクワで、モノラル/ステレオ録音されたモーツァルトの交響曲2曲である。日本ではさほど注目されることはなかった。ルドルフ・バルシャイ(1924– 2010)と、彼が1955年に創設したモスクワ室内管弦楽団は西側でも有名だった。バルシャイはこのオケを引き連れ多くの海外公演を行ったことも一因だろう。当時、旧ソ連のオケはレニングラードpo.に代表される冷淡で爆音系という認識で、モーツァルトのような曲にはおおよそ向いていないと考えられていたようだ。ユダヤ人であるバルシャイは1976年にイスラエルに亡命してしまうが、彼の作ったモスクワ室内管弦楽団とのモーツァルトを中心とした録音は、ロシア伝統のスタイルに独自の感性が加味された独特な世界感が出来上がっている。彼らはモーツァルト:交響曲29～41番を録音し、全6枚のLPで発売された。中でもこの29/10番の入荷は少ない。2000年代に入ると来日が多くなり、読売日本交響楽団を指揮してモーツァルトを中心に録音を行った。一度は聴いてみる価値のある演奏だろう。

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