商品コード:1222-039p[MELODIYA] E.マリーニン(pf) / ショパン:Pfソナタ2番Op.35, スケルツォ2番, マズルカ41番, ポロネーズ44番

[ 1222-039p ] Chopin - E. Malinin


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商品コード: 1222-039p

作品名:ショパン:Pfソナタ2番Op.35, スケルツォ2番, マズルカ41番, ポロネーズ44番
演奏者:E.マリーニン(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:D 05554
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---水色/黒松明大レーベル(後期), ДOЛГOИГPAЮЩАЯ 33 1/3 Oб.B MИH, フラット重量, ГОСТ 5289-56, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр, Price Code:1-00, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33Д 05554 1-9/33Д 05555 1-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1950年代のスタンパーによる1962年頃製造分, プレ・メロディア中期レーベル(CCCPなど)存在する, ГОСТ 5289-56が最初(当盤), 最古レーベル・最厚プレスではない, ステレオ存在せず, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, プレ・メロディア後期レーベルの第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---折返紙(モスクワ・アプレレフカ松明), Made in USSR, 表記されたジャケット番号:D 05554 05555, Price Code:なし, (C)なし, 背文字:なし(初期の為), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, オリジナル世代, original generation
トピックス:1959年又はそれ以前の旧ソ連でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1959年MELODIYA:D 05554(プレ・メロディア中期レーベル)にて初リリース, これは1962年前後に製造されたプレ・メロディア後期レーベルが初期世代ジャケットに入るケースで初期盤, マリーニンのMELODIYAでの2番目のLP, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:エフゲニー・マリーニン(1930-2000)は録音が少ない為か、その実力に評価が追いついていない。ネイガウスの直弟子。1949年第4回ショパン・コンクールで7位入賞、1953年のロン=ティボー国際コンクールで第2位(1位なし)と最優秀賞を受賞。早くから西側へ出て、'50年代に英COLUMBIAへ10"の「展覧会の絵」を録音・1954年リリース。続いて33CX 1343(ベートーヴェン/プロコフィエフ/スクリャービン)のリサイタル盤を1956年にリリース。初録音が英国COLUMBIAという異例のロシア人である。若いロシア人としては異例の録音。後にはネイガウスのアシスタントを務め、教育者として活躍。1972年から1978年までモスクワ音楽院のピアノ科教授のトップを務めた。1950年代に英国COLUMBIAに録音をした旧ソ連のピアニストはギレリスとマリーニンの二人だけだったような気がする。それだけ国際的な知名度を誇ったピアニストである。佐藤氏もマリーニンについては「ロシア・ピアニズム」の中で多くのページを割いている。録音もMELODIYAだけで15点程度存在する。これは中でも初期の録音でMELODIYA発売の2枚目に当たる「ショパン・リサイタル」。これ1枚でマリーニンの特長がしっかりわかる。2000年に物故したがそれまでは教育者として名声が大きく、モスクワ音楽院では大きな実権を握っていたと言われる。さて彼のショパンはやはりロシアンスクールの古い世代に共通した大きく構えた構成と緻密な細部で全体的なスケールは大きく、余裕を感じさせる半面、微細な彫刻の如き内面を持っている。コンクールで入賞するための技術を詰め込んだような演奏ともいえる。当時の西側ではありえない相反する技術を持ったピアニストであった。

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