商品コード:1224-053p[His Master's Voice ‎] M.リンパニー(pf)H.メンゲス指揮フィルハーモニアo. / モーツァルト:Pf協奏曲12番K.414, Pf協奏曲21番K.467

[ 1224-053p ] Moura Lympany, Mozart Piano Concertos In A Major K.414 And In C Major K.467


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商品コード: 1224-053p

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲12番K.414 | Pf協奏曲21番K.467
演奏者:M.リンパニー(pf)H.メンゲス指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:CLP 1038
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナルと思われる】---アズキ金大ニッパー段付, 6時にMade in Gt Britain, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CLP 1038, Tax Code:なし, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2XEA 544-1N/2XEA 414-1N(ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), 英国EMI系グループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない英国型英国専用マトリクス使用, マトリクスのNは現在分かっていない・カッティング担当を指すと思われる, 補助マトリクス(3時):M/P, 再補助マトリクス(9時):12/1, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, アズキ/金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤が存在する番号だが無い可能性が高い, 旧番号存在せず, ALP番号存在せず, これより古いレーベル存在しないと思われるが100%ではない, 最古レーベル・最厚プレスではないかと思われる, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, オリジナルと思われる, original maybe
ジャケット:【英国でのオリジナルと思われる】---ラウンド折返両面紙ペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:CLP 1038, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:E.M.I.Internationa Limired. Hayes・Middlesex・England, 印刷:Mardons, 旧デザインのコロネーションタイプはないと思われる, これより古いタイプはないと思われる, オリジナル, original
トピックス:1955年又はそれ以前のロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃Electric & Musical Industries Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年His Master's Voice:CLP 1038(当装丁)にて初リリースと思われる, 中溝レーベル・フラット盤があってもおかしくない番号だが当装丁で初リリースと思われる, 21番はデイヴィソンと2回目ステレオ録音あり(CFP 40009), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:リンパニーの入れた唯一のモーツァルト協奏曲。彼女の弱い音は時としてオケに埋もれてしまいそうになるが、耳を立てて聴き漏らしまいとしたくなる。チャーミングな表情に特別なものを感じる。これに力量が加われば言うことはないが、それではリンパニーの個性ではなくなってしまう。壊れやすいものほど、いとおしくなる、そんな演奏だ。モーラ・リンパニー( 1915- 2005)は英国コーンウォル出身の女性ピアニスト。ベルギーのリエージュで音楽を学び、奨学金を得てロンドンの王立音楽アカデミーに入学する。12歳で演奏会デビューを果たす。ロンドンで、クララ・シューマン門下のマティルデ・ヴェルネに、ウィーンでパウル・ヴァインガルテンに就いて研鑽を重ねる。1938年にウィグモア・ホールでロンドン・デビューを果たし、1938年にブリュッセルのイザイ国際コンクールで2位に入賞。第二次世界大戦までのイギリスで最も人気のあるピアニストの一人となった。1940年にアラム・ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲の英国初演を行う。1992年に来日し、4月9日のサントリーホールでの演奏会、ショパンの24の前奏曲は、NHK-FMでも放送された。英国人女性ピアニストとして最初に国際的名声を得た人となった。1979年にチャールズ皇太子のため御前演奏を行い、同年CBEに、1992年にデイム(女性版ナイト)に列せられた。長年モナコやフランスに暮らし、フランスで臨終を迎えた。モーツァルトは得意という程ではなかったが、丁寧なスタイルで柔らかい音で優美に奏でるソロは実に奥ゆかしい。女性ピアニストらしさ全開のモーツァルトである。大半がモノラル録音で、ステレオ期にはリンパニーは結婚と離婚を繰り返す中でピアニストとしては引退同様の状態になった期間が長かったようであることが要因らしい。但し完全に引退した訳では無い。1992年には来日し、その証拠となる。1990年代まで現役のピアニストとして活動をしていた。ラフマニノフ:24の前奏曲も1993年にCDに3回目を録音しているのである。リンパニーのラフマニノフは当時では考えられない程思い切りのよい豪快な演奏である。強い打鍵で叩く様子は現代のスタイルと同じであり、表現力は淀みなく深い。モーツァルトなどはナイーブな演奏だが、ラフマニノフ等では違った面も見せる多面的側面を持った女性ピアニスト。

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