商品コード:1225-035[ERATO] P.フッテンロッハー(t) J.P.ゴワ(ob) A.ジョルダン指揮ローザンヌ室内o. / ラヴェル:ドン・キホーテ, クープランの墓, マ・メール・ロワ, パヴァーヌ

[ 1225-035 ] Ravel - Philippe Huttenlocher, Armin Jordan



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商品コード: 1225-035

作品名:ラヴェル:オーケストラ伴奏の連作歌曲「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」(全3曲)/第1曲「空想的な歌」--第2曲「英雄的な歌(叙事詩風の歌)」--第3曲「酒の歌」, 管弦楽版「クープランの墓」(全4曲)/Prélude--Forlane--Menuet--Rigaudon | 管弦楽組曲版「マ・メール・ロワ」(全5曲)~第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ--第2曲 親指小僧--第3曲 パゴダの女王レドロネット--第4曲 美女と野獣の対話--第5曲 妖精の園, 管弦楽版「亡き王女のためのパヴァーヌ」
演奏者:P.フッテンロッハー(t)J.P.ゴワ(ob)A.ジョルダン指揮ローザンヌ室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STU 71126
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒/銀中黒Σ, グルーヴガード厚, 3時にGravure Universelle Made in France, Rights Society:SACEM, (P)なし, Price Code:なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:ERA 71126 LPL 5125 1Y 380 CIDIS/ERA 71126 2Y 380 CIDIS LPL 5125(ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ERATO録音ステレオ製造を示すERA ***で始まりレコード番号の一部と380を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A1 /AC, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersを示す, CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた, Pathéではない, 1970年代のスタンパーによる1978年頃製造分, 旧番号存在せず, 竪琴レーベル存在せず, 青白Σ/紫白Σレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレス, モノラル存在せず, 更に古いマトリクス存在せず, ERATO音源のERATO製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート, Erato 25e Anniversaire , 表記されたジャケット番号:STU 71126, Price Code:Ⓦ , 背文字:あり(黒色・薄青背景・上下白), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Imp. Glory Asnieres, 供給:RCA Fr., これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目のレアタイトル】---1977年6月スイス・ローザンヌ・ Maison des Spectacles d'Epalinges (Suisse)・でのステレオ録音, 録音技師:Pierre Lavoix, プロデューサー:不明, 1978年Éditions Costallatによるコピーライト登録同年ERATO:STU 71126(当装丁)にて初リリース, これが初年度リリース分のオリジナル, 内容は大変良い, 入荷2度目のレアタイトル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:フランスの心といっても過言ではないERATOレーベルでさえラヴェルの管弦楽作品集の録音はそう度々あるわけではない。しかし世代交代が行われたような時期に録音されることが多い。ジョルダン以前というとA.ロンバール指揮ストラスブールpo.くらいしかカタログにないのが実情である。ERATOはオーケストラをさほど重視しなかったのでクリュイタンスのような核心となる指揮者が不在だったことは確かである。指揮者アルミン・ジョルダン(1932- 2006)はスイス・ルツェルンの生まれ。一応ドイツ語圏に属するが独/仏語が混じる隣接地域である。スイス各地のローカル・オケを指揮した後、1985年から1997年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を務めた。ホルスト・シュタインの後任であった。パリ室内管弦楽団音楽監督も務めた時期もある。ERATOでは新世代の指揮者となる。1970年代中期から録音が始まる。ERATOの1970年代後期から1980年代をしょって立つ指揮者となってゆく。ラヴェルの管弦楽作品集であるがA面最初に連作歌曲「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」なるテノールと管弦楽のための作品(全3曲)が入る。初めてお目にかかるがラヴェルの才能が惜しみなく注がれた美しい作品である。このような趣味性の高い曲をトップに持ってくるあたりにジョルダンの非凡性が窺われる。B面にはしっかりと人気曲「マ・メール・ロワ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」も入り、縁あってこのLPを購入された方の期待を裏切らない。演奏はスイス・ローザンヌ室内o.で1970年代に入るERATOレーベルでは度々登場する清涼な音が魅力のオーケストラ。A面の連作歌曲「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」はなかなか面白く、歌だけでなくラヴェルのオーケストレーションの妙味が楽しめる。続く「クープランの墓」は元々ピアノ曲だっただけにお馴染みのメロディーがすっきりした音で出てくると笑みがこぼれる。ジョルダンはERATOに抜擢されただけにラヴェルに関しては全く隙のない完璧な手腕で応える。誰の耳にも心地好くラヴェルが響くことだろう。

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