[TRIANON] A.v.バレンツェン(pf) / Pfリサイタル/ダカン, ラモー, モーツァルト, ベートーヴェン, ウェーバー, シューベルト, ショパン, ラヴェル, プーランク 他全15曲

[ 1230-061 ] Recital de Piano Aline Van Barentzen

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商品コード: 1230-061

作品名:Recital de Piano(15曲)/ダカン:かっこう, ラモー:雌鶏, モーツァルト:Pf ソナタ11番K.331~「トルコ行進曲」, ベートーヴェン:バガテル第25番「エリーゼの為に」WoO 59, ウェーバー:常動曲Op.24, シューベルト:楽興の時3番Op.94, メンデルスゾーン:春の歌Op.62-6, 紡ぎ歌Op.67-2 | シューマン:トロイメライOp.15, ショパン:ワルツ第7番Op.64-2, リスト:愛の夢(夜想曲3番), ブラームス:ワルツ7番Op.39-15, ドビュッシー:月の光, ラヴェル:クープランの墓~リゴドン, プーランク:常動曲(Mouvement Perpétuel)
演奏者:A.v.バレンツェン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:TRIANON
レコード番号:6 107
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : キズはないが多少の音に出ない細かいスレは多い
評価/ジャケット:A : 多少のシワあり・背文字消えかかり
キズ情報:B面1時に微かに3回出る点
レーベルタイプ:【フランスでのLP第2版】---水色/黒竪琴段付, Microsillon 33 1/3 Haute Fidélité, 6時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:6.107 trx, (P)なし, Rights Society:DP/BIEM, スタンパー/マトリクス:2XLT 1001 21C/2XLT 1002 21B (ストレート小文字スタンパー・Pathéタイプ), TRIANON初期モノラル製造を示す2XLT***で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートM6スタンパー・M6 199774/M6 195086(A面にはM6 195085あり), 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, ストレート2種併存のPathéプレス, フラット盤の最初期分, 1950年代スタンパーによる1958年頃の製造分, 1960年頃から直ぐ後段付きプレスになる(当盤), これより古い番号(FALPなど)存在せず, フラット盤存在する, これより古いレーベル存在する, , 最古レーベル・最厚プレスではない, 4曲入り7インチ盤存在するがこれより後, 更に古いマトリクス存在する(A面には21Bあり), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, Pathé・SP音源のTRIANON制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスでのLPオリジナル・タイプ】---折返紙ペラ, 表記されたジャケット番号:6107, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴の最古裏年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷: F.Richir-Maitre- Imprimerie-Paris-Le Perrreux, 裏面下にProduction Cogedipとあるのが初出(背文字なし), これより古いタイプ存在するが些細な違いなのでオリジナル・タイプとした, original Type
トピックス:1930-40年代のフランスでのSP・モノラル録音, 録音詳細不明, 1958年頃 Pathé Marconiによる復刻LPと思われる, 技師などの詳細不明, 1958年初リリース, 内4曲が抜粋されて7":ETC 4104で1968年に発売, 水色竪琴内溝フラットレーベルが過去に1度入荷あったが状態が悪かった, これは1960年頃のグルーヴガード厚手盤のセカンドの初期盤, 6 107・水色/黒竪琴内溝→同一番号で水色/黒竪琴段付・グルーヴガード(当盤)→ピンク/黒竪琴段付レーベル・グルーヴガード→1970年代に入り2 C 045-10857で再版された花の絵のジャケット入り(こちらは安価でそれなりの音質だが2曲追加され全17曲・追加曲はリスト:ハンガリー狂詩曲2番とヴィラ・ロボス:道化人形), 状態の良いLPオリジナル盤は滅多にない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:'50年代初期、仏PATHEに少量の録音があるバレンツェン。「パリのモーツァルト」にも収録がある。録音は僅か数点で、どれも希少。このような小品集があったことを目にするまでまで知らなかった。全てSP音源と思われる。小品全15曲を収録し、どれをとっても胸に染みる叙情的な演奏。一聴で只者ではないことに気付く。SP期とは信じがたいほどの現代的解釈と音質。超貴重盤!アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(1897-1981)。米国マサチューセッツ州生まれだが、生を受けてすぐフランスへ移住。9歳でパリ音楽院に入学。M.ロンに師事。2歳年下のハスキル、Y.ギュラー等と院内で競っていた。これだけなら彼女はパリ音楽院系なのだが、その後ベルリンでドホナーニ、ウィーンでレシェティツキにも師事している為、パリ・リスト・レシェティツキの3つの系譜に属することになる。彼女の録音の殆どは仏VSMから出ていて、ベートーヴェンが最も早く多い。フランス物を得手としたが、何といってもベートーヴェン弾きとしての彼女は特別だった。ベートーヴェンは全曲録音されたらしいが(SP)、発売LPは数点しかない。仏ガヴォー社のピアノを使用し、音色は暗調だが、その表現力の多彩さはパリのM.ロン一派とは一味異なる。雄弁でスケールの大きな演奏には驚かされる。ラテン系のピアニストと考えると大きな誤りを犯す。実音と音間の比率が同等に感じられる程に間の美学を感じる唯一無二のピアニスト。これは彼女がSPで電気吹き込みをした小品15曲を1960年頃Pathé MarconiがLPに復刻し、PathéレーベルではなくなぜかグループレーベルのTRIANONからLP発売したもの。この中から4曲が7インチ盤・ETC 4104(1968年発売)で発売されお持ちの方もおられるだろう。7インチ盤はプレスが多かったようだ。しかし12"盤は当社25年の歴史の中でも殆ど入荷がなかった超希少盤。一度バレンツェンの小品を聴いてしまうと大変なことになるとだけ紹介したい。珠玉の名演という言葉を日本盤でよく見るがこれが本当の「珠玉の名演」である。ご購入後、他のレコードが聴けなくなっても当社に責任はないのであらかじめご了承ください。ここまでのプレスは初回ではないが同じ形式の初期スタンパーでプレスしているので音質差は小さい。1970年代の2 C 045-10857~異なる形式に原盤は作り直される。

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