商品コード:1230-049[Le Chant du Monde] D.オイストラフ(vn) F.バウアー(pf) / ドビュッシー:Vnソナタ・ト短調, ヤナーチェク:Vnソナタ 変イ短調, ラヴェル:Vnソナタ・ト長調
商品コード: 1230-049
商品詳細:1966年ダビット・オイストラフとフリーダ・バウアーの二人はパリで数曲のソナタ録音を行い、その中のドビュッシー:Vnソナタ・ト短調/プロコフィエフ:5つのメロディOp.35bis/ラヴェル:Vnソナタ・ト長調/イザイ:6つの無伴奏VnソナタOp.27~第3番 ニ短調Op.27-3 「バラード」の4曲は1966年にLe Chant de Monde/PHILIPS/MELODIYA(1967年)の3レーベルでリリースされた。特にその時のドビュッシーとラヴェルは大変好評でPHILIPS盤はベートーヴェン同様になかり売れたようである。1970年代後期になってLe Chant de Mondeでは好評だったドビュッシー/ラヴェルにこれまでフランスで未発売だったオーストリア?(EURODISC録音)或いは旧ソ連での二人の録音であるヤナーチェク:Vnソナタをカップリングした3曲入りをカップリング替えLPとしてリリースした。これはフランスでのヤナーチェク:Vnソナタの初リリースを兼ねた発売という意味を持った。ドビュッシー/ラヴェルは再版となるがヤナーチェク:VnソナタはEURODISC録音だっただけにフランス初出という点で見逃せない。ヤナーチェクは15分近い長さの曲の為、A/B面をまたぐ形となったが当時MELODIYA盤の入手が困難であったフランスでは大きな意味があったはずである。女性ピアニストのフリーダ・バウアーとは以前よりデュオを組んでおり、ヤンポルスキーやオボーリンと録音しなかった曲ではバウアーの登場となる。ここにオイストラフ/バウアー・デュオの3大名曲が入った1枚が完成し発売を見た。フランス録音と別の場所の録音がカップリングした西側レーベルでしかできない1枚である。カップリング替えLPの一つであり、ヤナーチェク:Vnソナタのフランス・オリジナルという性格をもったLP! 尚ヤナーチェク:Vnソナタは変イ短調であるこの1曲だけである。オイストラフ/バウアー・デュオは他にプロコフィエフ:Vnソナタ1番Op.80/2番Op.94a、ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ等を録音している。ヤナーチェクの録音場所についてははっきりせず、旧ソ連又はオーストリアの何方かと思われる・フランスではないことは確かである。
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