商品コード:1230-012b[La Voix De Son Maître] E.フィッシャー(pf) E.フィッシャー指揮 J.クリップス指揮/ モーツァルト:Pf協奏曲20番K.466, Pf協奏曲25番K.503
商品コード: 1230-012b
商品詳細:フィッシャー全盛期1930年代/1940年代のSP録音。20番が1933年ロンドンにて録音でE.フィッシャーの弾き振り。SP発売された。25番は1947年ロンドン録音でJ.クリップス指揮フィルハーモニアoのオケ、SP発売されたと思われる。この2曲はCOLH シリーズで未発売である。20番(これが初回録音)は当OVD 4324がLP初出と思われる。25番は1950年代のFALP 375(+バッハ:B.1064)が初出。'50~'60年代の録音と比較すればさすがに音質の点で見劣りはするが、フィッシャーのソロには当時楽壇で一時代を築いた先駆者たる面目を表すものがある。イマジネーションに満ちたスピード感のある演奏だ。この2曲入りLPは当盤が欧州オリジナルとなる。但し米国ではRCAから1950年代後期に2枚組の箱で既にLPに復刻されリリースされていた。これは1960年代後期に同一デザインでRéférences, Edwin Fischer :Volume 4として発売された。このシリーズにはCOLHで未発売の曲もあり、3枚揃うとE.フィッシャーのモーツァルトPf 協奏曲5曲(17,20,22,24,25番)とロンド1曲(K.382)のSP録音が全て揃うことになる。COLHは44/94の2枚が存在し、17/24番と22番/ロンドK.382が揃うものの、20/25番の2曲がCOLHでは未発売。なおRéférences, Edwin FischerシリーズはVol.7まで確認している。モーツァルトの協奏曲はVol.3-5の3枚でVol.3が17/24番(OVD 4044)。Vol.4が20/25番(OVD 4324)、Vol.5が22番/ロンドK.382(OVD 4094)となっている。HMV系の10"で出た20番は1954年の2回目録音なので混同しないよう注意されたい。当盤の音質は大変良い。フィッシャーの独自の世界と言わんばかりの節回しが心地よく響く。唯一無二の演奏とはこのことである。
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