商品コード:1232-038[Le Club Français Du Disque] K.エンゲル(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ8番「悲愴」, 14番「月光」, 23番「熱情」

[ 1232-038 ] Beethoven, Karl Engel – Sonates Pour Piano


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商品コード: 1232-038

作品名:ベートーヴェン:Pfソナタ集/Pfソナタ8番Op.13「悲愴」, Pfソナタ14番Op.27-2「月光」 | Pfソナ23番Op.57「熱情」
演奏者:K.エンゲル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Club Français Du Disque
レコード番号:158
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---水色白中浅溝, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA 1258316 □/NCA 1158317 B (手書き文字スタンパー・MPOタイプ), Le Club Français Du Disqueモノラル製造を示すCA/NCA***で始まる専用マトリクスを用いる, Pathéプレスではない, プレスだけの会社MPOの製造と思われる, MPOはプレス専門の会社'Moulages et Plastiques de l'Ouest' の略称で1957~1984年まで存在した, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代製造のスタンパーによる1957年頃の製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, Le Club Français Du Disque音源のLe Club Français Du Disque製作MPOプレス, カッティングマスター:不明, 工場:Moulages et Plastiques de l'Ouest, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---両面紙ペラ, リブレット欠(在庫なし), 表記されたジャケット番号:158, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケである), 製作:Le Club Français Du Livre, 印刷:記載なし・フランス製, オリジナル, original
トピックス:1958年パリ・Schola Cantorum, Paris・でのモノラル録音, 1958年頃Le Club Français Du Livreによりコピーライト登録・同年Le Club Français Du Disque:158(当装丁)にて初リリース, カール・エンゲル(1923 - 2006)の数少ないLe Club Français Du Disque録音の一つ, Le Club Français Du Disqueには他に123(シューベルト:さすらい人幻想曲, 楽興の時)/120(シューマン:Pf協奏曲Op.54)があり全部で3枚分のみと思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:カール・エンゲル(1923 - 2006)はスイスのビルスフェルデン生まれのピアニスト。1942年からベルン音楽院でパウル・バウムガルトナーに師事し、その後パリに行き、1947年から翌年までエコール・ノルマル音楽院でアルフレッド・コルトーの指導を受けた。1951年にはフェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで3位、1952年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールで2位入賞。モーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音は、高く評価されている。一方、ドイツ・リートの伴奏者としても活躍し、プライ、フィッシャー=ディースカウらの伴奏を務めている。また室内楽の分野でも、トルトゥリエ、カザルスらと共演し、ニュアンスを大切にする表現が好評を得ている。1958年から1986年までハノーファー音楽演劇大学で教鞭を執り、1989年から世界各地でマスター・クラスを開いた。日本では決して人気があったとは言えないピアニストだが、1950年代~ドイツ系メジャーレーベルに録音を残し、その実力は確かなものがあり、欧州では認められている。歌曲の伴奏に重宝されてきた経緯から一部には伴奏ピアニストのような評価も無くはない。これは珍しいベートーヴェンの3大ソナタ演奏で、1958年パリでモノラル録音されたもの。この時まだ30代半ばの若きエンゲルであり、コルトーの弟子の中では目面しいカッチリしたドイツ風の楷書的な演奏スタイル。聴いてすぐにエンゲルの演奏だとわかるような個性はないものの、ドイツ、オーストリア系のピアニストだと認識できる。技巧もしっかりしており、抑揚もあり曲の構築は上手い。どこまでもスタンダードに丁寧な演奏スタイル。決して粗っぽくはない。モーツァルトの録音では高い評価を得たピアニストである。ベートーヴェンも充分に聴く価値あり。マリア・ジョアン・ピレシュの師である。

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