作品名：2Vn曲集/プロコフィエフ:二つのヴァイオリンのためのソナタOp.56, ハイドン:二つのヴァイオリンのための二重奏曲変ロ長調 | シュポア:二つのヴァイオリンのための二重奏曲IIニ長調, オネゲル:二つのヴァイオリンのためのソナチネ

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---ベージュ/黒外溝, 外周3cmの盛上り, 12時にMade in France, ナイフエッジ厚手(グルーヴガード厚手以前), Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CDM 8280 A/CDM 8280 B(ラウンド大文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), Le Chant de Mondeモノラル製造示すCDM***で始まりレコード番号の数字桁を含む専用マトリクス使用, Pathéプレスではない, 補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーを用いた1961年頃の製造分, 旧番号:なし, これより古いレーベル存在しないと思われる, フランスで最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在する(未入荷), RIAAカーヴである, Le Chant de Monde=MELODIYA共同制作音源のLe Chant de Monde制作ERATO/PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---見開中入粗目紙, 4ページのリブレット付, 表記されたジャケット番号:LDX-A 8280, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Le Chant de Monde., 印刷:不明・フランス製, これより古いタイプ存在せず, 見開タイプの初出分, オリジナル, original

トピックス：1961年3月17・22・24日パリ・Studio Geneixでのモノラル/ステレオ録音, MELODIYAとの共同制作, 録音技師:Raymond Verchère, プロデューサー:Marcel Frémiot, 1961年Le Chant de Mondeによりコピーライト登録・同年LDXA 8280(当装丁)にて初リリース, ステレオ:STE-X-A 8280も同年または数年遅れでリリースされた(未入荷), ロシアでは1964年MELODIYA:S 0579で初リリース, 親子共演のヴァイオリン2丁だけの録音, 殆ど知られていないフランス録音, 1961年?のフランス・アカデミーディスク大賞受賞の帯が下部に付く(残っているのは希少)

商品詳細：1961年パリで録音されたMELODIYAとの共同制作録音。ピアノは登場せずヴァイオリン2丁で演奏する2Vnのためのソナタばかり4曲集めたLP。オイストラフ親子の録音は非常に多いがそれらの中でも異色の録音である。べートーヴェンのソナタ同様フランスのLe Chant de Monde録音。勿論MELODIYA側でも1964年に発売されている。ヴァイオリン2丁だけの作品というのは限られるが4曲くらいは存在する。テンポを司る楽器が無い為、よほど両者の息が合わないと曲にならない。その点で親子共演というのは理想的なのだろう。ヴァイオリン好きでないとつらい音も出てくる。そういうギリギリの音を使いきらないと曲としてのテンションを保つのが難しい作品でもある。メロディーを追って楽しめる作品は少なく、極論すれば不協和音さえ作品の一部に使うタイプとなる。だらか弦楽器ならではの良いところ、際どい所をさらけ出すことになる。ヴァイオリンという楽器は滑らかで美しいばかりではない。そんなヴァイオリンの様々な面が現れる曲集である。上手い下手以前に演奏の完成度は極めて高い。

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