レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---クリーム/赤外溝, 外周3cmの盛上りあり(カマボコ), 6時にMede in France(刻印もあり), 9時にDisque Microsillon, 3時にTours minute, 厚手盤(グルーヴガード厚手以前の厚手盤で端はナイフエッジに近い), Rights Society:DP, Price Code:Ⓐ, (P)なし, スタンパー/マトリクス:BAM LPL 1306/BAM LPL 1307 (ラウンド小文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), BAMモノラル製造を示すBAM***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A4, 再補助マトリクス:なし, 1950年代スタンパーを使った1959年製造分, 内溝フラット盤存在せず, フラット重量盤存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, BAM音源のBAM制作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:LD 079, Price Code:Ⓐ, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Editions De La Boioite A Musique., 印刷:記載なし・フランス製, オリジナル, original

トピックス：1958年頃パリでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 1959年頃BAM:LD 079(当装丁)にて初リリース, 写真家:Segalatの写真を使ったデザイナー:Jacques Vatouxデザインの印象的なジャケットがオリジナルデザイン, 1番の録音はBAMにはないと思われる, モノラル録音だが音質は非常に良い, フランスPHILIPSにより製作されたマスターによりフランスPHILIPSの最初の工場であるSociété Phonographique Philipsでプレスされ音質はERATO:LDEシリーズ等と同等, フレンチ・スタイルのブラームスをお試しあれ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細：重厚なハーモニーと緻密で繊細なポリフォニーが特徴の一つでもあるブラームス。当盤でもそのロマン派の時代の美しい旋律・和声、ポリフォニックな響きを聴く事が出来る。ブラームスの作品の中では録音・演奏される機会は少ないが、素晴らしい作品だ。当社推薦盤にも度々登場するN.リー(pf)、 R.ジャンドル(vn)、R.ベー(vc)は他にも様々な仏レーベルに録音を残し活躍している。彼らの演奏でブラームスの響きを聴いていただきたい。純フレンチ・スタイルのブラームス! ピアノのノエル・リー(1924 - 2013)はVolois に多くのソロ録音を残す。中国・南京に生まれ、インディアナ州ラファイエットで育った米国人ピアニスト。2回のドビュッシーピアノ作品全曲録音、ベートーヴェンPfソナタ全集等ソロでも大きな活躍をしている。マカノヴィツキーとのバッハのVnソナタ集はお宝級の高額人気盤となっている。Vnのロベール・ジャンドルはフランスで活動する奏者で1953年発売のランパルとのバッハを含むフルーとソナタ集や1960年代のL'Oiseau-Lyre,、Critère、Schwann、Erato等に録音がある。またパリ・コレギウム・ムジクム、パリ・バロックEns、BDM Qt.、フェルナン・ウーヴラード室内o.、ルイ・フロマン室内o等のメンバーで活躍の幅は多岐に渡奏者である。チェロのロベール・ベーはロベール・ジャンドルと同じBDM Qt.のメンバー、フェルナン・ウーヴラード室内o.として活動している。またアキテーヌ国立室内楽センターのメンバーでもある。1959年頃の当録音が彼の録音キャリアの最初期と思われる。1972年頃VSMにチェロ小品集も録音していて、フランスでのポジションは確立している。このように3人共ソリストとして大きな活躍をしており、これは臨時編成的な録音と思われる。但しVnのロベール・ジャンドルとチェロのロベール・ベーは複数の団体で共通のメンバーであり、協調という点では申し分ない。3者は協調しつつも自己パートに専念する、ある意味スリリングな展開も楽しめる演奏である。この3人の録音はBAMにベートーヴェン:Pfトリオ集(LD 058/5 058)、ラヴェル他Pfトリオ集があり、全3枚で全てと思われる。

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