[CALLIOPE] M.ルディ(pf) / リスト:Pfソナタ, 悲しみのゴンドラ1, 2稿, 調性のないバガテル, 灰色の雲, リヒャルト・ワーグナーの墓に 他

[ 1234-023 ] Mikhaïl Rudy, Liszt

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商品コード: 1234-023

作品名:リスト:Pf作品集/Pfソナタロ短調 | 悲しみのゴンドラ 第1稿, 悲しみのゴンドラ 第2稿, 調性のないバガテル, 灰色の雲, リヒャルト・ワーグナーの墓に, ノクターン「夢の中に」, アヴェ・マリアⅣ S.341, 2 つのチャルダーシュ~第2番 チャールダーシュ・オプスティネ
演奏者:M.ルディ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1685
M/S:ステレオ, stereo, (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---灰/黒竪琴, 2時にMade in France, 3時にReal Phase Stéréo, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CAL 1685 A 1 /CAL 1685 B (手書き文字スタンパー・MPOタイプ), CALLIOPEステレオ製造を示すCAL***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, カッティングマスター:不明, 補助マトリクス:MPO/MPO, 再補助マトリクス:なし, MPOはプレス専門の会社'Moulages et Plastiques de l'Ouest' の略称で1957~1984年まで存在した, 1980年頃のスタンパーを用いた1980年頃の製造分, 旧番号:なし, これより古いレーベル存在しないと思われる, 最古レーベル・最厚プレスである, 但しアズキ/白土手レーベルと平行発売された可能性もある, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CALLIOPE音源のCALLIOPE制作MPOプレス, 工場:Moulages et Plastiques de l'Ouest, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート, Real Phase Stéréo, 表記されたジャケット番号:CAL 1685, Price Code:WE 661, 背文字:あり(灰色・白背景), (P)1980(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Calliope Productions Jacques Le Calvé., 印刷:Imprimerie de Sait-Michel. Ambazac, これより古いタイプ存在せず, シングルタイプある可能性あるが順序は不明, 供給:WEA Filipacchi Music, オリジナル, original
トピックス:1980年10月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1980年Arpègeによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1685(当装丁)にて初リリース, 名録音技師Georges Kisselhoffが手掛けた優秀録音・オーディオファイル!無名に近い若手ピアニストだがロシアン・スクールの超絶技巧とフランス感性を併せ持った凄腕の持ち主!

商品詳細:ミハイル・ルディは1953年モスクワ生まれのフランス人。モスクワ音楽院でヤコフ・フリエールに師事、1975年ロン・ティボー・コンクールで優勝、同時に亡命。録音の多くがことごとく賞を受賞している。これも仏グランプリ・ディスク賞に輝いた。ルディのピアニズムはロシアン・スクールで培った基礎にフランスで身につけた感性を生かした、現代美術のような即興的感覚美がある。独自の間合いで、特異な時間感覚がまったく新しい音楽に感じさせる。JAZZのエッセンスを感じる。B面に出てくる「アヴェ・マリア」だがややこしいことにリストの「アヴェ・マリア」は6曲存在する。ジャケットのタイトルは「アヴェ・マリア」としかないが調査された方が居て、ルディの弾く「アヴェ・マリア」はフランツ・リストによる歌曲「アヴェ・マリアⅣ S.341」のピアノ独奏編曲でS.545の記号が付く曲。6曲の中にはS.558/12で表記されるシューベルト=リスト「アヴェ・マリア」もある。それはシューベルトの有名な歌曲「アヴェ・マリア (エレンの歌 第3番) D.839」をリストがピアノ独奏編曲したものだが、ここではその「シューベルトのアヴェ・マリア」ではない。ルディというピアニストはなかなかの腕の立つ人物で、独自のスタイルを持つ。ロシアン・スクールで身につけた高難易度の曲でも楽々とこなせる技巧が余裕を生んでいる為、自己流と思える程の大胆な表現を可能にしている。高難易度の通常、破綻なく弾き上げることがプロでも精一杯だが、極端な腕前の持ち主は例えばヴァレリー・カミショフのような曲芸を精緻にやってのける。ルディにも似たよな傾向が見られる。こんな演奏が可能なピアニストはプロの中でも一握りだろう。A面のロ短調ソナタではわざと遅いテンポを用いて随所に見せ場を作っている。ただ上手いというだけではここまでの演奏はできない。曲の中にユーモアとペーソスを織り交ぜて、滑稽に感じるほど崩した演奏は聴き手に対する挑戦と感じてしまう。こんな演奏はこれまでにあったことはなく、かのカミショフが弾いたらきっと似たようなスタイルではないかと想像してしまうのである。

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