商品コード:1234-019[CALLIOPE] O.スティスカル指揮チェコスロバキア室内o./ ドヴォルザーク:弦楽セレナーデOp.22, バガテル(ミニアチュア)Op.75a
商品コード: 1234-019
商品詳細:アラン・ブルフロワが振ってCALLIOPEに録音が多いチェコスロバキア室内管弦楽団プラハをここではオトカル・スティスカルなる指揮者が振った録音。実はチェコスロバキア室内管弦楽団プラハは1957年オトカル・ステイスカルにより創設された団体でプラハ室内管弦楽団とは全く別の団体である。プラハ室内管弦楽団は1951年にプラハ放送交響楽団のメンバーを団員として設立されたが、1965年にプラハ放送交響楽団の活動から独立する。指揮者を置かないオーケストラとして知られるが、稀に指揮者を置いての演奏も行う。チェコスロバキア室内管弦楽団プラハはSUPRAPHONへの録音は少なく、大半がCALLIOPEへの録音という異色の室内管弦楽団である。オトカル・ステイスカルは1991年に亡くなるまで音楽監督を務めた。指揮者アラン・ブルフロワはフランス人でフランスでのCALLIOPE録音の時だけ指揮を執るのではないかと思われる。これもフランスでの録音だがパリではなく、イル・ド・フランス・オワーズ・Chiry-Ourscamp・シトー会修道院、しかも曲はドヴォルザークなので、創設者であり音楽監督であるオトカル・スティスカル自ら指揮を執ったものと思われる。自国の音楽は正しく伝えたいという信念を感じる。弦楽セレナーデOp.22はチャイコフスキーやエルガーがそれぞれ作曲した弦楽セレナーデと合わせて「三大弦楽セレナード」の一つとして数えられる。ドヴォルザークが33歳だった1875年5月に11日間という短い期間で一気に書き上げられた曲で、スラブ的な民族色が特長的でホ長調で始まる明るい親しめるメロディーが印象的な味わいのある佳作。誰の耳にも残る美しい曲に違いないが、全5楽章の長さが災いしてか録音は多くない。これは1976年11月録音で音質も良いCALLIOPEだけにこれを本命としても良いと思われる本場の演奏である。滅多に録音を残さない創設者、スティスカルが自ら指揮した秀演である。SUPRAHONからは出ていない。
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