商品コード:1234-017t[CALLIOPE] プロヴァンスQt. / フランス近代SQ作品集/ボンドン(1927), ミヨー(12番・1892), タイユフェール(1892)
商品コード: 1234-017t
商品詳細:あまり聞かない団体、プロヴァンスQt.。名前の通りフランス音楽を得手としており、フランス各地で演奏している。おそらくLP時代に彼等は4枚を発売。その中の中核となる一枚がこれ。特に、タイユフェールとボンドンはほとんど聴く機会の無いフランス特有の曲。仏Cybeliaも同様な企画のレーベルだったが、こちらは団体の歴史、録音年ともに古い。ミヨーは聴き心地好い美しい曲であり、何度となく繰り返すことになると思う。タイユフェールは最もフランス的。プロヴァンスQt.は1964年パリで結成された団体で第1Vn:ニコル・クーランジェ、第2Vn:マリセ・ベルナール、Va:ルネ・ジャノンネ、Vc:メル・ブーリー。幅広いレパートーを目指している団体の為、他の団体が演奏しないようなマイナー作品の紹介も積極的に行ってきた。その為、いつの間にかフランス・マイナー作品の専門家のような位置を持つようになる。彼らはアナログ期に4枚のLPを出しているらしい。このフランス近代弦楽四重奏曲集は2枚目のLPに当たるらしい。3曲のなかでもミヨーの12番がメインとなる曲。ジャック・ボンドンとジェルメーヌ・タイユフェールの2曲はフランス独自の文化を考えさせられる曲でこのLPが世界初録音の可能性が高い。このLPの後にモーツァルト/ハイドン/ヴォルフの3曲入り(3枚目)、4枚目はハイドンの「十字架上の7つの言葉」を録音している。1枚目はジャック・シャイリー/ルネ・ジャノン/オネゲルのSQ集というカップリングがあった(未入荷)。1/2枚目こそ彼らの真骨頂と言えそうだが、どれもプレスは少ない。室内楽好きにはなかなか妙味を楽しめる1枚である。
プロヴァンスQtの在庫一覧へ