商品コード:1235-042[Les Discophiles Français] J.P.ランパル(fl) K.リステンパルト指揮ザール室内o. / テレマン:Fl協奏曲(2曲), 組曲イ短調
商品コード: 1235-042
商品詳細:曲はテレマンだが、リステンパルトの指揮となれば充分に聴き応えが出てくるから不思議だ。まるで目の前で吹いているようなランパルのソロにも驚かされるが、何と言っても土台であるリステンパルトの指揮は全てが完成されていて、他をどうしたら良いと言うような気持ちが起こらない。バッハやモーツァルトを聴いているような錯覚に陥る。このノリの良いテンポとリズムが魔法のように感じる。音楽の神が宿っているとしか思えない。A面に現在フルート協奏曲として出版されている2曲、ト長調 TWV 51:G2とニ長調 TWV 51:D2が入る。B面には リコーダーと弦合奏のための組曲、イ短調 TWV 55:a2をリコーダーからフルートに変曲したフルートと弦合奏のための組曲が入る。それとは別に、原曲がフルートと弦合奏のための組曲ホ短調 TWV 55:e10も存在するが、ここではランパルはイ短調を演奏している。テレマンはバッハとほぼ同時代のドイツの作曲家で、40歳以降は北ドイツのハンブルクで活躍した。クラシック音楽史上、最も多くの曲を作った作曲家として知られる。但し録音は多くなく、ランパルも限られた録音しかしていない。DFの1960年以前はこの1枚だけと思われる。バッハのように録音自体多くない為、この演奏を聴いて判断は難しいがDFが持つモノラルの成熟した音質で聴くランパル/リステンパルトによる演奏の完成度は高く、これ以上望むものがあるのかと思えるほど。これはパテ傘下に入り番号変更された最初のプレスで1961年頃と思われる。
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