[DECCA] I.ケルテス指揮ロンドンso. ロンドンso.cho ワンズワース・スクール少年cho. 他/ コダーイ:合唱曲集

[ 1236-053 ] Kodály • London Symphony Orchestra & Chorus • Lajos Kozma, István Kertész

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商品コード: 1236-053

作品名:コダーイ:合唱曲集/ハンガリー詩篇Op.13 | 無伴奏男声合唱曲「飛べよ孔雀」, ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲
演奏者:I.ケルテス指揮ロンドンso./ロンドンso.cho/ワンズワース・スクール少年cho./ ブライトン祝祭cho. L.コズマ(t)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6497
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, ffss, 12時にMade in England・The Decca Record Co. Ltd, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1971, TAX Code:廃止(1973年4月1日以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-10186-4W/ZAL-10187-3W (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)を示す, 補助マトリクス(3時):BU/BH, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1970年代のスタンパーによる1971年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1/ED2/ED3レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表コートペラ, 表記されたジャケット番号:SXL 6497, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1971, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷MacNeill Press. London., 折返しタイプは存在せず, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:ハンガリー詩篇:1968年12月/他2曲:1969年7月5日/1970年9月ロンドン、キングズウェイ・ホールでのステレオ録音, 録音技師:Colin Moorfoot /Kenneth Wilkinson, プロデューサー:Christopher Raeburn, 1971年The Decca Record Company Limited. London によりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6497(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル

商品詳細:1968年、1969年、1970年と3曲それぞれ別々にロンドンにて録音された。勿論英語ではなく、ハンバリー語で演奏された。コダーイの声楽作品がロンドンで原語で録音されるのは初めてのことだと思われる。それは、イシュトヴァン・ケルテス(1929 - 1973)は当時1965-1968の間、ロンドン交響楽団の首席指揮者であったから可能になったと思われる。ハンガリー出身の指揮者は中でも特にケルテスはハンガリー作品の啓蒙に熱心であった。ここではコダーイの声楽/合唱作品の3つを収録。A面の「ハンガリー詩篇」、コダーイは合唱作品の作曲家といえるほど多くの合唱作品を残している。その中でも代表作といえるのが「ハンガリー詩篇」であり、1923年にテノール独唱、混声合唱、児童合唱と管弦楽のための作品としてブダペスト50周年記念祭用に依頼された楽曲である。この詩篇の歌詞は、コダーイの故郷であるケチュケメートの聖職者ミハーイ・ヴェーグが1561年に「詩篇」第55編を基にハンガリー語で書いた詩である。初演は1923年、ブダ・ペスト合併50周年記念の演奏会で、エルンスト・フォン・ドホナーニの指揮により行われた。すぐにコダーイの代表作として世界的にも認められるようになる。テノールの独唱と合唱が交互に織りなす作品。テノールはラヨシュ・コズマがハンがリー語で独唱。ブライトン祝祭cho.とワンズワース・スクール少年cho.の二つの合唱団が参加し重奏的な気分を盛り上げる。この英国の合唱団までしっかりとハンがリー語で歌っており、二人の合唱指揮者である、ラースロー・ヘルタイとルーセル・ブルゲスはみっちり練習を重ねたようである。B面には2作入る。1曲目は無伴奏男声合唱曲「飛べよ孔雀」で、アーサー・オルダムによる合唱指揮でロンドン交響楽団付属の合唱団の無伴奏合唱で行われる。3分程度の短い曲だが美しい無伴奏合唱曲である。2曲目は「ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲」でこれは1939年に作曲された管弦楽曲であり合唱は入らない。B面の殆どがこの管弦楽曲であるのでLPの半分程度はオーケストラ曲となる。オランダのアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団創立50周年記念に委嘱された曲である。コダーイは、民謡を基に1937年に合唱曲を作り、そして2年後に変奏曲としてオーケストラ用の本作を作り、当時ナチスと組んで非人道的な政策を強行していたホルティ・ミクローシュ政権に対する怒りと抗議をこの曲に込めたと言われている。1937年作の合唱曲が1曲目の無伴奏男声合唱曲「飛べよ孔雀」である。初演は1939年11月23日にウィレム・メンゲルベルク指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団で行われた。ハンガリーだけのローカル作品ではない。声楽作品に興味のない方でもこの「ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲」は十分に楽しめる一級の管弦楽曲である。ケルテスならではのローカリズムを国際色に昇華した聴き惚れる内容である。一見ローカル色の強いLPに感じるがケルテス一流の演奏が聴けるLPである。

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