[ODEON] H.シェリング(vn) G.ブイヨン指揮コンセール・パドルーo. / バッハ:Vn協奏曲1番B.1041, 2番B.1042

[ 1239-012b ] Henryk Szeryng ‎– BACH Concerto Pour Violon 1041 1042

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商品コード: 1239-012b

作品名:バッハ:Vn協奏曲1番B.1041 | Vn協奏曲2番B.1042
演奏者:H.シェリング(vn)G.ブイヨン指揮コンセール・パドルーo.
プレス国:フランス, France
レーベル:ODÉON
レコード番号:XOC 809
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面9時に3センチの軽スレあり・殆ど出ないが中間部で微かに数回感じる所あり→7
レーベルタイプ:【フランスでの再版/当番号のオリジナル】---黄/茶段付, 6時にMade in France, Série Grande Diffusion , グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:XAR 625 21/XAR 626 2I(ストレート小文字スタンパー・Pathéタイプ), フランスODEON録音を示すXAR***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, M6スタンパーと本体の2種併存のPathéプレス, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 216287/M6 216288, 再補助マトリクス:パテキュラーはない, 2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーによる1962年頃の製造分, 旧番号存在する, フラット盤存在する(旧番号のみ), これより古い番号・レーベル存在する(ODX 114・赤/銀フラット→XOC 112・黄/茶フラット), 当番号ではこれより古いレーベル存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(旧番号は異なる), 最古レーベル・最厚プレスではないが当番号の最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する(当番号の最古), ODEON音源のODEON製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou , 再版だが当番号のオリジナル, re issue
ジャケット:【フランスでの再版/当番号のオリジナル】---折返表コート, Série Grande Diffusion , 表記されたジャケット番号:XOC 809, Price Code:NF 9.95 TTC, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない/当番号では当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:F.Richir-Maitre Imprimerie.Paris, 旧番号ODX 114/XOC 112が存在する, 当番号のXOC 809ではこれより古いタイプ存在せず, 再版だが当番号のオリジナル, re issue
トピックス:1952年12月パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年頃ODÉON/EMI Groupによりコピーライト登録同年仏ODÉON:ODX 114(当装丁)にて初リリース→1956年頃XOC 112(黄/茶フラット)→1962年頃XOC 809(当盤)と変遷する, 但しRIAAカーヴはXOC 809からと思われる, 市場の大半は1960年代リリースの当XOC 809だが正確には3代目の装丁になる, ODX 114は海外には盤質5でも相当な高額になっている, RIAAカーヴを調整しないと仏ODÉONの1950年代初期盤は引っ込んだ音になるがこの番号から RIAAカーヴになるので調整なしで良い音が出る, この録音がシェリングによるバッハの協奏曲の記念すべき最初の録音でありバッハ作品の最初である, 協奏曲はこの後PHILIPSに再録音している, これはXOC 809の最初のプレスで流通量が多い為安価だが演奏・音質とも非常に良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1950年~1955年までの間にヘンリク・シェリング(1918- 1988)は生涯における重要な録音を数点残している。シェリングはワルシャワ生まれのユダヤ系ポーランド人で、メキシコに帰化したヴァイオリニスト・作曲家。ODÉON以前のメキシコにSP録音などが数点あるがLP期ではODÉONレーベルが最初のレーベルになる。1955年に入れたバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータの初回録音が最も名高いが、その3年前の1952年にバッハ:Vn協奏曲1/2番の2曲をパリで録音していた。このオリジナルはODX 114でリリースされODX 122-124で出た無伴奏と同様に希少であり、綺麗な盤が少ないLPである。この2曲がシェリングの記念すべき最初のバッハ録音となった。指揮者のガブリエル・ブイヨンは当時パリ音楽院で指導していた教師で、ヴラド・ペルルミュテールやピエール・フルニエとトリオを組んでいた経歴の持ち主。オケのコンセール・パドルーは1861年に始まるフランス最古の、パリのコンサート・オーケストラである。ジュール・パドルーがコンセール・ポピュレールとして創設した。コンセール・ポピュレールは後発のコンセール・コロンヌ(1873年設立)やコンセール・ラムルー(1881年設立)に押され、1884年に活動を停止した。第一次世界大戦が終わった1918年、映画企業家セルジュ・サンベール(Serge Sandberg)が、このオーケストラを復活し、ルネ=バトン(Rhené-Baton)へ指揮を委ねた。演奏会場は、まず昔のサーカス小屋、それからガルニエ宮、マガドール劇場(Théâtre Mogador)、シャイヨ宮、シャンゼリゼ劇場、サル・プレイエル(Salle Pleyel)と移り、1921年からコンセール・パドルーを名乗った。パリで最初にできた大衆向けのオケである。さて演奏はいささか真面目すぎるほどに真摯で丁寧な演奏で当時のフランス人にはいささか硬すぎると思えるほど堅実な演奏である。星の数ほどあるこの2曲の録音の中でトップであるとは言い難い、また音色に関しても後のPHILIPSに移ってからの方が艶やかな音を出していて、シェリングの長い演奏史の中でもベストとは言えない録音である。しかしそれらを差し引いても、控えめに留めた表現にはバッハへの強い畏敬が込められいるのは間違いない。細部に宿る曲への奉仕の心情は音に反映されており、これらと相まって名演の一つであるとしても疑問はない演奏であると言える。フランスでのプレスの順序は1954年頃ODEON:ODX 114(当装丁)にて初リリース→1956年頃XOC 112(黄/茶内溝フラット盤・新デザインジャケット入り)→1962年頃XOC 809(黄/茶段付レーベル・グルーヴガード厚手)・当盤→1969年頃仏CBS:51009--と変遷する。RIAAカーヴはXOC 809(当盤)からと思われる。

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