商品コード:1242-017[DECCA] M.A.ホック指揮ストラスブール放送室内o. ストラスブール大聖堂聖歌隊 M.リンヴァル(s) / 「モーツァルト:教会音楽集」全10曲
商品コード: 1242-017
商品詳細:アルフォンス・ホック(1900-1967)は頭にMonseigneur、又はAbbéが付くカトリック教会の聖職者である。フランスでは教会に於ける音楽監督も意味する。ドイツでのカペルマイスターと同等の地位。ホックはストラスブール大聖堂のAbbéである。彼は大聖堂の合唱団を創設し、 Radio-Strasbourgの設立とラジオ放送に参加した。ホックは1923年に司祭となる。1928年ストラスブール大聖堂聖歌隊を創設。1930年ラジオ・ストラスブールPTTに参加し、日曜日のカトリック系番組を担当する。1938年ストラスブール大聖堂の名誉正司祭となる。ホックはカトリック司祭であるとともにストラスブール大聖堂聖歌隊を指揮して同地の音楽の普及に貢献した人物である。この録音はアルフォンス・ホック/ストラスブール大聖堂聖歌の代表的録音でフランスDECCAのみで発売された。プレスは数種ある。全てモーツァルトの宗教作品でストラスブール大聖堂でのモノラル録音である。スタジオではないので残響が多いのが気になるがダイナミックレンジは大きく、教会内で聴いているような雰囲気である。全10曲と盛り沢山でモーツァルティアンには重要な一枚だろう。1964年頃の発売らしい。先行して2曲入り7インチ盤が少なくとも2曲リリースされている。それらは勿論この12"盤に含まれる。ストラスブールはフランス北東部の、ライン川左岸に位置する。アルザス地域圏のドイツ国境に近い街で歴史的にドイツ領だったこともある。ライン川を挟んだ対岸はドイツでドイツの街ケールがある。
ホックの在庫一覧へ